カンカル
本記事では、フランスの地名について記述する。
Cancale | |
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行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | ブルターニュ |
県 (département) | イル=エ=ヴィレーヌ県 |
郡 (arrondissement) | サン=マロ郡 |
小郡 (canton) | サン=マロ1小郡 |
INSEEコード | 35049 |
郵便番号 | 35260 |
市長(任期) |
ピエール=イヴ・マイウ (2008年-2014年) |
自治体間連合 (fr) | fr:Communauté d'agglomération du Pays de Saint-Malo |
人口動態 | |
人口 |
5,277人 (2011年) |
人口密度 | 406人/km2 |
住民の呼称 | Cancalais |
地理 | |
座標 | 北緯48度40分46秒 西経1度49分35秒 / 北緯48.6794444444度 西経1.82638888889度座標: 北緯48度40分46秒 西経1度49分35秒 / 北緯48.6794444444度 西経1.82638888889度 |
標高 |
平均:m 最低:0 m 最高:45 m |
面積 | 13km2 |
公式サイト | Site de la ville de Cancale |
地理
編集モン・サン・ミシェル湾の西側、イル=エ=ヴィレーヌ県の北部コート・デメロード(fr)に位置する。サン=マロの東約15kmである。湾の西端であるカンカルのグルワン岬(en)からは、晴天の日に対岸のモン・サン・ミシェルが見える。
歴史
編集カンカルはかつて、ニューファウンドランド島でタラ漁に従事する偉大な船乗りたちの存在で知られた。
18世紀、コミューンの東にあるサン=マロ攻撃を狙ったイギリス軍が、幾度もカンカルに上陸した。
1612年、ダニエル・ド・ラ・トゥシュの艦隊がカンカルからブラジルへ出発した。ド・ラ・トゥシュはマラニョン州サン・ルイスを建設した。
1963年1月19日夜から20日にかけ、最低気温-16℃を記録したカンカルのウール港が凍結し、一週間もの間氷が溶けなかった。この寒波でカンカルのカキの8割が死滅するという事態となった[1]。
経済
編集ルイ14世は、ヴェルサイユ宮殿へカンカル産カキを取り寄せていた。現在もカキ養殖や漁業が盛んで、小さな町であるが、訪れる観光客のため多くのレストランが軒を連ねている。カキ養殖棚は7.3平方キロメートルもあり、毎年25,000トンのカキが水揚げされている。
人口統計
編集1962年 | 1968年 | 1975年 | 1982年 | 1990年 | 1999年 | 2006年 | 2011年 |
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5236 | 5019 | 4780 | 4638 | 4910 | 5203 | 5285 | 5277 |