カワサキ・ニンジャZX-25R
ニンジャZX-25R(Ninja ZX-25R ニンジャ ゼットエックス・トゥエンティファイブ・アール[1])は、カワサキモータースが生産している250 ccのオートバイである。
概要
編集ニンジャZX‐25R 画像は2020年モデル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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基本情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
排気量クラス | 軽二輪 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
メーカー | カワサキ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
車体型式 | 2BK-ZX250E | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
エンジン |
249 cm3 4ストローク 水冷並列4気筒DOHC4バルブ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
内径×行程 / 圧縮比 | 50.0 mm × 31.8 mm / 11.5:1 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最高出力 | 33 kW (45 PS) / 15,500 rpm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最大トルク | 21 N・m (2.1 kgf・m) / 13,000 rpm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
車両重量 | 183 kg | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ニンジャZX-25Rは、2019年の東京モーターショーで初披露された250 cc 4気筒のオートバイである[2]。250 cc 4気筒のオートバイは約30年ぶりの新車であることから、東京モーターショーでの出展は驚きをもって迎えられた。カワサキの250 cc 4気筒のオートバイは2007年まで生産されたバリオスII以来、スポーツタイプではZXR250R以来である。ちなみにバリオスIIは日本のオートバイメーカーのうち最後まで生産されていた250 cc 4気筒のオートバイであった。
ニンジャZX-10Rを長兄としてニンジャZX-25Rは末弟にあたり、デザインはカワサキのスポーツタイプのオートバイと共通。「SCREAMING IN-LINE 4 POWER」を惹句とし、4気筒エンジンの高回転型エンジンとサウンドが特徴である。
新設計のトレリスフレームで支えられるエンジンは50 PS、ラムエア過給で51 PSを発揮[3]。スイングアームはロングスイングアームを採用。右側のスイングアームは湾曲させることによりサイレンサーはショート型にできマスの集中化に寄与している[4]。ZX-25Rには3種のグレードのSTD (スタンダード)、SE (エスイー)、SE KRT EDITION (エスイー・ケイアールティー・エディション)が用意され、装備においてはLEDヘッドライト、ラムエア過給、パワーモード、トラクションコントロール、ラジアルマウント式ブレーキキャリパー、ハザードランプスイッチは全グレード装備、SEおよびSE KRT EDITIONにはUSB電源ソケット、スモークのウインドシールド、フレームスライダー、ホイールリムテープが標準装備され、なおかつ250 ccクラスでは初となるクイックシフターも標準装備される[5](STD仕様はすべてオプション)。
2020年7月10日にインドネシアにて先行発表され、日本でも同年9月10日に発売されることが発表された。なお日本仕様は45 PS[2]に抑えられる(ラムエア加圧時は46 PS[2])。ニンジャZX-25Rは現行車種で唯一の250 cc 4気筒エンジン搭載のオートバイである。
2021年9月10日、2022年モデルを発表した。STDは「メタリックスパークブラック」を継続。SEは新色「メタリックマットグラフェンスチールグレー×メタリックスパークブラック」を採用。SE KRT EDITIONは「ライムグリーン×エボニー」のグラフィックデザインを変更。スペックと外装には変更はない。
関連項目
編集脚注
編集- ^ 公式の読み方 川崎壱番 Ninja ZX-25Rの詳細解説。ワンクラス上の豪華メカニズムを満載より
- ^ a b c “カワサキから新型二輪モデル「ニンジャZX-25R」が登場 250cc 4気筒マシンがついに復活”. webCG (2020年7月17日). 2020年7月31日閲覧。
- ^ インドネシア仕様
- ^ 「マスの集中化」について考えるWeb!ke2012/3/17
- ^ “カワサキ、45馬力を発揮する『Ninja ZX-25R』の価格を発表。3色展開で9月10日から発売開始”. auto sport web. (2020年7月17日) 2020年7月31日閲覧。