カレイドスコープの箱庭
海堂尊による小説
『カレイドスコープの箱庭』(カレイドスコープのはこにわ)は、2014年に宝島社より刊行された、海堂尊の長編小説。田口・白鳥シリーズの最終作でもある。
カレイドスコープの箱庭 | ||
---|---|---|
著者 | 海堂尊 | |
発行日 | 2014年3月 | |
発行元 | 宝島社 | |
ジャンル | 医療・ミステリー・サスペンス | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 上製本 | |
ページ数 | 287 | |
前作 | ケルベロスの肖像 | |
コード | ISBN 978-4-8002-2226-8 | |
|
概要
編集作中に登場する「東城大学医学部付属病院」を舞台とした『田口・白鳥シリーズ』の第七作にあたる。 また、著者自身のエッセイ『放言日記』によると、単行本出版の際、本編の枚数がかさみ、『放言日記』の掲載を諦めたというエピソードがある。
- だが、文庫本では、『ジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべて』の続きから掲載されている。
ストーリー
編集ケルベロスの肖像での事件により、閉鎖の危機に陥った東城大学医学部附属病院。相変わらず病院長の手足となって働いている『不定愁訴外来(別名・愚痴外来)』の責任者・田口への今回の依頼は、病理医の検体取り違え疑惑の調査であった。国際会議開催の準備も控えるなか、 田口は厚労省の役人・白鳥圭輔とともに再び調査に乗り出す。