カルロ・ゴッツィ(Carlo Gozzi、1720年12月23日 - 1806年4月4日)は、イタリアヴェネツィア出身のコンメディア・デッラルテ劇作家

カルロ・ゴッツィ

御伽噺を題材とした「寓話劇」シリーズを生んだ。

没落貴族で伝統主義的な人物であったゴッツィは、同時期の写実的風俗劇を生み出したゴルドーニ等の作家を批判する文章を多く残した。

代表作は『三つのオレンジへの恋』、『トゥーランドット』。

後に『三つのオレンジへの恋』はプロコフィエフ、『トゥーランドット』はウェーバーブゾーニプッチーニによって劇音楽や歌劇化された。

『蛇女』は、ヴァーグナーのオペラ『妖精』の原作となっている。