カルロス・ラフォン=パリアス
カルロス・ラフォン=パリアス(Carlos Laffon-Parias、1963年5月10日 - )は、フランス・シャンティイ調教場を拠点とする調教師である。妻の母であるクリスティアーヌ・ヘッドや妻の伯父であるフレディー・ヘッドも調教師。スペインのマドリード出身。
来歴
編集1963年にスペインのマドリードに生まれた。調教師となる前は、スペインでアマチュア騎手として活躍していた。
1986年にフランスに渡り、クリスティアーヌ・ヘッド厩舎に所属していた。1991年に調教師免許を取得して調教師となり、1992年10月3日には管理馬が初勝利を挙げた。1995年にはストラッグラー(Struggler)がサンジョルジュ賞(G3)を制して、管理馬が重賞初勝利を挙げた。1997年には凱旋門賞出走を表明したサクラローレルを厩舎に受け入れる。1998年にはスパドゥン(Spadoun)がクリテリウムドサンクルーを制して、管理馬がG1で初勝利を挙げた。2006年には凱旋門賞出走を表明したディープインパクトと帯同馬のピカレスクコートを厩舎に受け入れた。この際には調教師の池江泰郎から日本の漆器をプレゼントされた。
2024年のシーズンを最後に調教師を引退する予定である[1]。
主な管理馬
編集- Spadoun / スパドゥン(1998年クリテリウムドサンクルー)
- Goldamix / ゴールダミクス(1999年クリテリウムドサンクルー)
- Keltos / ケルトス(2002年ロッキンジステークス)
- Laverock / レイヴロック(2006年イスパーン賞)
- Falco / ファルコ(2008年フランス2000ギニー)
- Chinchon / シンチョン(2012年シンガポール航空インターナショナルカップ)
- Solemia / ソレミア(2012年凱旋門賞)
脚注
編集- ^ 【沢田康文の欧州競馬リポート】名伯楽ラフォンパリアス師が今年限りで引退~ディープらの仏遠征時に馬房を貸与サンケイスポーツ、2024年6月20日配信・閲覧