カルボニル価(カルボニルか、CV)とは、油脂の変質の指標となる数値のひとつ。

概要

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油脂は酸化して過酸化物を生じるが、過酸化物はさらに分解して、アルデヒドケトンといったカルボニル化合物を生成する。この量を示すのがカルボニル価で、過酸化物価が酸化の第1段階を示す数値であるのに対して、カルボニル価は酸化の第2段階を示す数値である。

日本油化学会の基準油脂分析試験法によると、「規定の方法に基づき試料に2,4-ジニトロフェニルヒドラジンを作用させた場合の420nmの吸光度を試料1gあたりに換算したものをいう」となっている。

関連項目

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参考文献

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