カルボニルシアニド-p-トリフルオロメトキシフェニルヒドラゾン
カルボニルシアニド-p-トリフルオロメトキシフェニルヒドラゾン(Carbonyl cyanide-p-trifluoromethoxyphenylhydrazone、FCCP)は、移動性イオンキャリアであるイオノフォアの一つ。酸化的リン酸化に使うエネルギーを供給する前に、細胞膜を通して水素イオンを輸送させることによってATP合成を阻害する脱共役剤の一つである[2]。ニトリルとヒドラゾンの部分を持つ。
カルボニルシアニド-p-トリフルオロメトキシフェニルヒドラゾン[1] | |
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2-[[4-(トリフルオロメトキシ)フェニル]ヒドラジニリデン]プロパンジニトリル | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 370-86-5 |
PubChem | 3330 |
MeSH | FCCP |
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特性 | |
化学式 | C10H5F3N4O |
モル質量 | 254.16811 g/mol |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |