カルネアデス

古代ギリシアの哲学者

カルネアデス古代ギリシャ語: Καρνεάδης, ラテン文字転写: Karneádēs, 英語: Carneades, 紀元前214年 - 紀元前129年)は、古代ギリシアヘレニズム期哲学者カルネアデスの板という問題を出したことで有名である。

アテナイのアゴラに存在したカルネアデス像をローマ時代に復元したもの(紀元前150年頃)。グリュプトテークドイツミュンヘン)。

キュレネで生まれ、アテナイアカデメイアで哲学を学んだ。そしてアカデメイアの学頭英語版となり、急進的な懐疑主義蓋然主義英語版ともいわれる)の立場からストア派を攻撃した。著作はないが、弟子のクレイトマコス英語版などによって伝えられている。

紀元前155年ペリパトス派クリトラオス英語版ストア派バビロニアのディオゲネス英語版とともにローマを訪れ、ローマ哲学の嚆矢となった。

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カルネアデス(古代に存在した像の復元イメージ)