カリン・ヴィアール
カリン・ヴィアール(Karin Viard、1966年1月24日 - )は、フランス・ルーアン出身の女優。
カリン・ヴィアール Karin Viard | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015年度「リュミエール賞」にて | |||||||||
生年月日 | 1966年1月24日(58歳) | ||||||||
出身地 | セーヌ=マリティーム県ルーアン | ||||||||
国籍 | フランス | ||||||||
職業 | 女優 | ||||||||
活動期間 | 1986年 - 現在 | ||||||||
主な作品 | |||||||||
『勇気を持って』 『パリ警視庁:未成年保護部隊』 『Jalouse』 | |||||||||
|
経歴
編集同国を代表する女優の一人。1986年に短編に初出演し、1990年に長編映画デビュー。これまで50本以上の作品に出演している。
セザール賞は、『La Nage indienne』(1993/グザヴィエ・デュランジェ監督)で有望若手女優賞候補になって以来の常連で、「Les Randonneurs」(1998/フィリップ・アレル監督)、『PARIS』(2008)、『しあわせの雨傘』(2010)、「パティーとの二十一夜」(2015/ラリュー兄弟監督)で助演女優賞にノミネートされ、『キスはご自由に』(2002/ミシェル・ブラン監督)で受賞。難病にかかった音楽家を熱演した『勇気を出して!』(1999/ソルヴェイグ・アンスパック監督)で主演女優賞初候補で初受賞し、『彼女の人生の役割』(2004/フランソワ・ファヴラ監督)、『パリ警視庁:未成年保護部隊』(2011/マイウェン監督)、『エール!』(2014)で候補となっている。
主要作の公開作は少ないが、フランス映画祭で多く上映されており、2005年には「斧」の上映のため監督のコスタ=ガヴラスと来日している[1]。また、TV5MONDEでも多くの作品が放映されている。
主な出演作品
編集- ダニエルばあちゃん Tatie Danielle (1990)
- デリカテッセン Delicatessen (1991)
- 危険な友情/マックス&ジェレミー Max et Jérémie (1992)
- 百貨店大百科 Riens du tout (1992)
- La Nage indienne (1993)
- お気に入りの息子 Le Fils préféré (1994) フランス映画祭上映[1]
- 憎しみ La Haine (1995)
- 不倫の公式 Adultère, mode d'emploi (1995)
- 誘惑者の日記 Le Journal du séducteur (1996) シネクラブ上映
- Les Randonneurs (1998)
- 年下のひと Les Enfants du siècle (1999)
- ヌーヴェル・イヴ La nouvelle Ève (1999) フランス映画祭上映[2]
- 本日の主役 Reines d'un jour (2001) TV5MONDE放映
- キスはご自由に Embrassez qui vous voudrez (2002) フランス映画祭上映[3]
- フランス・ブティック France Boutique (2003) TV5MONDE放映
- 彼女の人生の役割 Le Rôle de sa vie(2004) フランス映画祭上映
- 斧 Le Couperet (2005) フランス映画祭上映[4]
- 美しき運命の傷痕 L'Enfer (2005)
- 野心のある人たち Les Ambitieux (2006) TV5MONDE放映
- PARIS Paris (2008)
- しあわせの雨傘 Potiche (2010)
- パパの招待客 Les Invités de mon père (2010) TV5MONDE放映
- パリ警視庁:未成年保護部隊 Polisse (2011) WOWOW放映後、DVD化
- スカイラブ LE SKYLAB (2011)
- フランス、幸せのメソッド Ma part du gâteau (2011)
- やさしい語りで Parlez-moi de vous (2012) TV5MONDE放映
- 素顔のルル Lulu femme nue (2013) フランス映画祭上映後、TV5MONDE放映
- エール! La Famille Bélier (2014)
- パティーとの二十一夜 21 nuits avec Pattie (2015/ラリュー兄弟) 映画祭上映
脚注
編集- ^ “東京発:『斧』女優カリン・ヴィアール:インタビュー”. uniFrance (2005年6月18日). 2018年2月10日閲覧。