カラボソ
ビジャ・デ・トドス・ロス・サントス・デ・カラボソ (スペイン語: Villa de Todos los Santos de Calabozo) は、ベネズエラ内陸部の町で、植民地時代には当時のカラカス州の州都が置かれ、その後は、ミランダ州に属した時期を経て、グアリコ州の州都が置かれていた時期もあった。カトリック・カラボソ大司教区の司教座が置かれている。
カラボソ Calabozo | ||
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都市 | ||
Villa de Todos los Santos de Calabozo | ||
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座標:北緯8度56分 西経67度26分 / 北緯8.933度 西経67.433度 | ||
国 | ベネズエラ | |
州 | グアリコ州 | |
郡 | フランシスコ・デ・ミランダ郡 | |
建設 | 1724年2月1日 | |
面積 | ||
• 合計 | 138 km2 | |
標高 | 101 m | |
人口 | ||
• 合計 | 146,300人 |
地理
編集カラボソは、グアリコ川左岸の広大な平野の中に位置しており、標高は325フィート (99 m) と低く、カラカスから南南西に123マイル (198 km) 離れている。町の標高は、近傍の河川の会合部より標高がわずかに高いだけであり、雨季には雨季にはしばしば洪水が起こる。真夏の平均気温は27~28℃と涼しい。
近傍には、温泉が湧いている場所が複数ある。住民の主要な職業は、牧畜業である。市街地は整っており、直交する格子状の街路が配置され、美しい古い教会が何堂もあり、大学と公立学校もある。豊かな牧畜地帯の中央に位置する立地条件から、この町には一定の商業的な重要性が生じている。
歴史
編集元々この場所には、先住民の町があったと考えられており、1730年にはカラカス・ギプスコア会社の交易所のひとつが設けられた。しかし、多くのベネズエラの都市がそうであったように、19世紀の間、カラボソはほとんど人口が増えなかった。1820年、シモン・ボリバルとホセ・アントニオ・パエス率いる革命軍が、フランシスコ・トマス・モラレス率いるスペイン軍をカラボソで破った。
脚注
編集- ^ City Population閲覧日:2017年6月13日