カムデン (高速戦闘支援艦)
カムデン(USS Camden, AOE-2)は、アメリカ海軍の補給艦。サクラメント級高速戦闘支援艦の2番艦。艦名はニュージャージー州カムデンに因む。その名を持つ艦としては2隻目である。
艦歴 | |
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発注 | 1963年4月25日 |
起工 | 1964年2月17日 |
進水 | 1965年5月29日 |
就役 | 1967年4月1日 |
退役 | 2005年10月14日 |
除籍 | |
その後 | 2008年5月13日解体処分 |
母港 | ワシントン州ブレマートン |
性能諸元 | |
排水量 | 満載排水量:54,000トン |
全長 | 795 ft(242.3 m) |
全幅 | 107 ft(32.6 m) |
吃水 | 38 ft(11.6 m) |
機関 | 蒸気タービン2基 2軸, 100,000 shp(75MW) |
最大速度 | 25 ノット(46 km/h) |
乗員 | 士官27名、兵員587名 |
兵装 | 20mmファランクスCIWS 2基 Mk.29シースパローIBPDMS8連装発射機 1基 |
艦載機 | CH-46 2機 |
モットー | Flexibility, Readiness, Endurance |
愛称 | The Proud Pachyderm of the Pacific |
艦歴
編集カムデンは1967年4月1日に就役した。9月に太平洋艦隊配属となり、最初の母港はカリフォルニア州ロングビーチとなった。
1968年から1969年のWest Pacでは、部隊栄誉賞を受賞している。1974年2月7日にワシントン州ブレマートンに母港を変更し、アメリカ西海岸から第7艦隊支援のため太平洋やインド洋西部に頻繁に展開した。1996年3月にカムデンはその功績から3度目の Battle E を受章している。
2000年10月には、イエメンのアデン湾で自爆攻撃を受け損傷したミサイル駆逐艦「コール」(USS Cole, DDG-67)を支援した。
2005年1月に最後の任務として、原子力空母「カール・ヴィンソン」(USS Carl Vinson, CVN-70)が新しい母港バージニア州ノーフォークへ八ヶ月の航海を行うのに随伴した。その後ワシントン州ブレマートンのキトサップ海軍基地で2005年10月14日に退役し、2008年5月13日テキサス州ブラウンズビルで解体処分とされた。
主機にはアイオワ級戦艦6番艦「ケンタッキー」(USS Kentucky, BB-66)の主機2基の内1基が転用された。ちなみにもう1基は「サクラメント」に使用された。
カムデンはニューヨーク造船所で建造された最後の艦艇である。同造船所は68年の歴史で542隻の艦艇を建造した。