カムジャタン

韓国料理。豚の背骨をベースにしたスパイシーなシチュー

甘藷湯(カムジャタン)とは、朝鮮半島鍋料理の一つ。

甘藷湯
各種表記
ハングル 감자탕
漢字 甘藷湯
発音 カムジャタン
日本語読み: かんしょとう
ローマ字 gamja-tang(2000年式
kamja-t'ang(MR式
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カムジャはジャガイモ、タンはスープの意味。直訳するとジャガイモのスープになるが、ジャガイモのスープはカムジャククといい、カムジャタンは「背骨とジャガイモを煮込んだ鍋」を示す。また、豚の背骨の別名をカムジャ骨といい、カムジャ骨を使用したスープなのでカムジャタンと呼ぶ説もある。

概説

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肉が少し付いている豚の背骨を長ネギ生姜大蒜などと一緒に長時間煮込み、皮を剥いたジャガイモを丸のまま、もしくは大きめに切って一緒に茹で、大量の唐辛子コチュジャンテンジャン醤油などで味付けをする。臭い消しにエゴマの葉を入れたりもする。

食べ終えて残ったスープにご飯キムチ海苔などを入れてゴマ油で炒め、チャーハンを作ることもある。

韓国ではカムジャタンの専門店が多く、24時間営業をしている店も多い。一般的に小・中・大の3種類のメニューになっており、小でも2 - 3人前のため、1人前のカムジャタンはほとんど存在しない。そのかわり、1人前用メニューにピョダギヘジャングがあるが、これにはジャガイモが入っていないことが多い。

関連項目

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外部リンク

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