カナワクKahnawake)は、カナダケベック州モントリオール近郊にある先住民モホーク族インディアン居留地。他の先住民居留区と共にイロコイ連邦を構成している。

カナワク
Kahnawake
1869年のカナワクのモホーク族
1869年のカナワクのモホーク族
位置
カナワクの位置の位置図
カナワクの位置
座標 : 北緯45度25分0秒 西経73度41分0秒 / 北緯45.41667度 西経73.68333度 / 45.41667; -73.68333
行政
カナダの旗 カナダ
   ケベック州
 行政区 モンテレジー地域
 居留区 カナワク
首長 Joe Norton
地理
面積  
  居留区域 50.41 km2
人口
人口 2015年[1]現在)
  居留区域 7,989人
その他
等時帯 東部標準時 (UTC-5)
夏時間 東部夏時間 (UTC-4)
市外局番 450
公式ウェブサイト : [1]

概要

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モホーク語の標識

モントリオールからはセントローレンス川を挟んだ南岸にあり、西側をシャトゲに隣接している。居留区の面積は48.05 km2でインディアン法に基づきケベック州の管轄が及んでおらず、独自の自治権を持っている。インディアン居留区No. 14とも表示される。カジノ産業が盛んにおこなわれている。また、酒税がかからない。先住民の権利を巡ってはしばしば、連邦政府、州政府と対立関係にあり、1990年のオカの危機英語版の時にはカナワクとモントリオール島を結ぶ橋を閉鎖した。

人口動態

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2015年の人口は7,989人でカナダの先住民居留区の中ではグランド川のシックスネーションズ英語版アクウェサス英語版カイナイ国英語版に次いで4番目に多くなっている。人口は居留区外を含めると9000人に及ぶとの調査もある。多くの住民は長年の時を経てヨーロッパ人との混血が進んでいるがモホーク族としてのアイデンティティが強い。

モホーク族の間では伝統的にイロコイ語族モホーク語が話されてきたが、アメリカ独立戦争時やカナダの英仏戦争時にイギリス側に立って協力した経緯からケベック州の公用語のフランス語ではなく英語を主に使っている。ケベック州で制定されているフランス語憲章が適用されていないため、ケベック州内では英語の看板・標識・広告であふれている唯一の地域である。同時に道路標識等にはモホーク語も併記されている。

交通

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居留区内をRTM(Réseau de transport métropolitain)によって運営される郊外列車カディアク線英語版が通っているが駅は設置されていない。カナワクは駅の設置を要望している[2]

脚注

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外部リンク

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