カドハリイ(角針藺、Eleocharis tetraquetra var. tsurumachii)は、単子葉類カヤツリグサ科ハリイ属に属する植物である。2022年(令和4年)に国内希少野生動植物種に指定された[2]

カドハリイ
保全状況評価[1]
絶滅危惧IA類環境省レッドリスト
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
階級なし : ツユクサ類 commelinids
: イネ目 Poales
: カヤツリグサ科 Cyperaceae
: ハリイ属 Eleocharis
: マシカクイ E. tetraquetra
変種 : カドハリイ var. tsurumachii
学名
Eleocharis tetraquetra var. tsurumachii

特徴

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  • 草丈は60-80cm[3]
  • 6-9月にかけて、50個ほどの花がまとまった1cmほどの小穂を形成する[3]
  • 湿地に生息する[4]

分布

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茨城県[4]福岡県[5]。ただし、福岡県では絶滅した可能性が高く[5]、現存する生息地は茨城県のみとされる[4]

保全状況

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生息地の開発や環境の変化により減少している[4]

脚注

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  1. ^ カドハリイ”. 日本のレッドデータ検索システム. 野生生物調査協会・Envision環境保全事務所. 2023年1月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月2日閲覧。
  2. ^ 稲敷市内の国内希少野生動物種(カドハリイ)”. 稲敷市. 2022年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月1日閲覧。
  3. ^ a b 環境省 カドハリイ、希少種に 茨城・稲敷の霞ケ浦湿原自生”. 茨城新聞 (2022年1月25日). 2022年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月23日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ a b c d カドハリイの国内希少動植物種への指定について”. 茨城県 (2023年2月27日). 2022年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月1日閲覧。
  5. ^ a b カドハリイ”. 福岡県レッドデータブック. 福岡県 (2011年). 2023年1月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月2日閲覧。

参考文献

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関連項目

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