カジノ・オーストリア
カジノ・オーストリア(英語: Casinos Austria AG)は、オーストリアのカジノを運営する国営企業。1934年創業のカジノ運営会社としては世界唯一の国営企業である。オーストリア、ドイツなどのヨーロッパやパレスチナ、エジプトなど世界35ヵ国においてカジノや娯楽施設の運営を行なっている[1]。
グランド・カジノ・バーデン(バーデン・バイ・ウィーン) | |
種類 | 有限責任会社 |
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本社所在地 |
オーストリア ウィーンラントシュラーセ区 |
設立 | 1934年 |
業種 | 観光 |
事業内容 | カジノ、娯楽施設の運営 |
主要株主 |
Medial Beteiligungs-GmbH 55.24% オーストリア持分公開有限会社 33.24% |
外部リンク | www.casinos.at |
また、子会社カジノ・オーストリア・インターナショナルは、グループの国際的活動を統括する目的で1976年に設立された企業であり、ルツェルン、ケアンズ、ベオグラード、ブリュッセルにおいてカジノリゾートを経営している[2]。
日本へは、特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律の設立を受けて、長崎県佐世保市のハウステンボス敷地内に統合型リゾートを設置・運営すべくカジノ・オーストリア・インターナショナル・ジャパンを設立し、2021年8月に長崎県により事業者に選定されている。日本法人代表者は、小林幸子の夫で再生医療研究を行うTESホールディングス代表の林明男[3]。
脚註
編集- ^ 玉置泰紀 (2021年10月5日). “九州・長崎IRへのカジノ・オーストリアの提案内容を見る”. 日本型IRビジネスレポート. 2021年10月5日閲覧。
- ^ “長崎IRの第二次審査対象は残る3グループ オシドリ、カジノ・オーストリア、NIKIの戦略は?”. 日本型IRビジネスレポート (2021年5月19日). 2021年10月5日閲覧。
- ^ “「長崎IR」内定のオーストリア国営カジノは「疑獄事件」の渦中 日本法人代表は「小林幸子の夫」”. デイリー新潮 (2021年9月6日). 2021年10月5日閲覧。