カオスシード〜風水回廊記〜
『カオスシード〜風水回廊記〜』(カオスシード〜ふうすいかいろうき〜)は、1996年3月15日に日本のタイトーから発売されたスーパーファミコン用アクションロールプレイングゲーム。
ジャンル |
アクションRPG ダンジョン育成シミュレーション |
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対応機種 | スーパーファミコン |
開発元 | ネバーランドカンパニー |
発売元 | タイトー |
プロデューサー | 高田誠 |
デザイナー | 柏木准一 |
シナリオ | 宮田正英 |
プログラマー | 小倉唯克 |
音楽 |
塩生康範 林克洋 中島享生 |
美術 | 船戸明里 |
人数 | 1人 |
メディア | 20メガビットロムカセット[1] |
発売日 |
1996年3月15日 [2] |
その他 | 型式:SHVC-AAHJ-JPN |
桃源郷「洞天福」を訪れた主人公の若者が、洞仙と呼ばれる仙人になり荒廃した大地を蘇らせる事を目的としている。発売元による公称のジャンルは「ダンジョン育成シミュレーション」となっており、シミュレーションゲーム、アクションゲーム、RPG、アドベンチャーゲームの要素を持つ。
開発はネバーランドカンパニーが行い、プロデューサーは後にPlayStation 2用ソフト『シャイニング・フォース ネオ』(2005年)を手掛けた高田誠、ゲーム・デザインは後にドリームキャスト用ソフト『バーチャアスリート』(2000年)を手掛けた柏木准一、キャラクター・デザインはゲームアーツの『LUNARシリーズ』を手掛けたイラストレーターの船戸明里、音楽はスーパーファミコン用ソフト『エストポリス伝記II』(1995年)を手掛けた塩生康範が担当している。
1998年1月29日にはセガサターンへの移植・改良版として『仙窟活龍大戦カオスシード』が発売された。
ゲーム内容
編集ゲームの流れは、龍脈の枯れた大地に仙窟(ダンジョン)を作り、仙獣(モンスター)を召喚して、侵入者(自国の兵士や西欧の傭兵など)を撃退し、仙窟を育て、枯れた龍脈にエネルギーを注ぎ、大地を蘇らせるというものである。作品世界は古代中国風の東洋ファンタジーで、副題に風水を含む通りに、五行思想・干支・風水などが設定に引用されている。その一方で、侵入者に西洋ファンタジーに代表されるような、勇者や戦士、魔術師等も配置されており、東洋と西洋の異文化接触模様なども描かれている。
スタッフ
編集評価
編集評価 | ||||||||||
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ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計29点(満40点)[3]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り、19.3点(満30点)となっている[4]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | お買い得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 3.0 | 3.4 | 3.0 | 3.3 | 3.3 | 3.4 | 19.3 |
ゲームムック『ハード末期に発売された名作ゲーム集』では「独自の操作さえ理解すれば、やりこむほどにドハマリする」と評されている[5]。
脚注
編集- ^ 前田尋之「Chapter 2 スーパーファミコンソフトオールカタログ 1996年」『G-MOOK176 スーパーファミコンパーフェクトカタログ』ジーウォーク、2019年9月28日、205頁。ISBN 9784862979131。
- ^ SFC『カオスシード 風水回廊記』の発売日。自由度の高いゲーム性に壮大なストーリー…最高です【今日は何の日】
- ^ a b “カオスシード 〜風水回廊記〜 まとめ [スーパーファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2020年10月3日閲覧。
- ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『PlayStation Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、183頁、ASIN B00J16900U。
- ^ a b 『ハード末期に発売された名作ゲーム集』、マイウェイ出版、2021年8月15日、60頁。
外部リンク
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