カイル・ガス
アメリカのミュージシャン
カイル・ガス(Kyle Gass、1960年7月14日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州生まれのミュージシャン・俳優・ギタリスト・シンガー・ソング・ライターである。
カイル・ガス Kyle Gass | |
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2008年撮影 | |
本名 | Kyle Richard Gass |
生年月日 | 1960年7月14日(64歳) |
出生地 | アメリカ合衆国・カリフォルニア州 |
民族 | ドイツ系アメリカ人 |
職業 |
ミュージシャン 俳優 ギタリスト シンガー・ソング・ライター |
活動期間 | 1990年-現在 |
主な作品 | |
『テネイシャスD 運命のピックをさがせ!』 『団塊ボーイズ』 『愛しのローズマリー』 |
来歴
編集俳優のジャック・ブラックと共に組んだロックバンドテネイシャスDのメンバーとして知られるガスは、1960年にカリフォルニア州カストロ・ヴァレーに生まれる。若い頃から音楽と演技のキャリアをスタートさせ、高校卒業後はカリフォルニア大学ロサンゼルス校へ通う。大学在学中にティム・ロビンスが主催する劇団「アクターズ・ギャング」へ所属。1986年に大学を卒業後はアクターズ・ギャングに同じく所属していた当時16歳のジャック・ブラックと意気投合し、ロックバンドのテネイシャスDを結成した。結成する際にはブラックにギターの弾き方もレクチャーしている。
役者としては、テレビ番組の端役などからキャリアをスタート。初期の頃は、人気ロックバンドのグッド・シャーロットやフー・ファイターズのミュージック・ビデオにも出演した。その後も着々とキャリアを重ねており、様々な映画やテレビドラマなどへ出演。2006年にはテネイシャスDが題材のコメディ映画『テネイシャスD/ 運命のピックをさがせ!』で相方のブラックと共に主演を果たす。その同映画や、ティム・アレン、ジョン・トラボルタらが主演のコメディ『団塊ボーイズ』ではその自慢の歌唱力も披露した。
2014年12月4日に、ジャック・ブラックと共に自身のロックバンド「テネイシャスD」として来日し、木場のライブハウスで来日公演を開催した[1]。
出演作品
編集映画
編集- ブレイン・デッド/ 脳外科医R Brain Dead (1990)
- ジェイコブス・ラダー Jacob's Ladder (1990)
- バイオドーム Bio Dome (1996)
- ケーブル・ガイ The Cable Guy (1996)
- アイドル・ハンズ Idle Hands (1999)
- クレイドル・ウィル・ロック Cradle Will Rock (1999)
- あの頃ペニー・レインと Almost Famous (2000)
- マテリアル・ウーマン Saving Silverman (2001)
- エボリューション Evolution (2001)
- 愛しのローズマリー Shallow Hal (2001)
- ニュー・ガイ The New Guy (2002)
- エルフ 〜サンタの国からやってきた〜 ELF (2003)
- テネイシャスD 運命のピックをさがせ! Tenacious D in The Pick of Destiny (2006)
- 団塊ボーイズ Wild Hogs (2007)
- Dead and Gone (2008)
- Lower Learning (2008)
- 紀元1年が、こんなんだったら!? Year One (2009)
テレビドラマ
編集- となりのサインフェルド Seinfeld (1996)
- テネイシャスD Tenacious D (1997-2000)
- フレンズ Friends (2003)
- Living with Fran (2005)
- The Jake Effect (2006)
テレビアニメ
編集- 学園パトロール フィルモア Fillmore! (2002, 2003)
- Tom Goes to the Mayor (2004)
声の出演
編集- カンフー・パンダ Kung Fu Panda (2008)
テレビ番組
編集- サタデー・ナイト・ライブ Saturday Night Live (1998, 2002, 2003, 2005)
- マッドTV! MADtv (2002)
脚注
編集- ^ “ジャック・ブラック率いる悪ふざけバンド、テネイシャスDの来日公演決定!”. 2015年1月23日閲覧。