オール・アメリカン・リズム・セクションは、結成初期のカウント・ベイシー・オーケストラ(オールド・ベイシー時代)のリズムセクションであり、ジャズ界最高のリズムセクションとして名高い。
フレディ・グリーンの正確な4ビートのカッティング、ウォルター・ペイジの柔軟なウォーキング・ベース・ライン、ジョー・ジョーンズのシンプルかつ表情豊かなドラム、そしてその隙間を絶妙なタッチで埋めるベイシーのピアノ、正に「不世出のリズムセクション」であったと言っても、過言ではないだろう。