オールド・ニュー・バラッズ・ブルース
ゲイリー・ムーアのアルバム
『オールド・ニュー・バラッズ・ブルース』(Old New Ballads Blues)は、北アイルランドのギタリスト、ゲイリー・ムーアが2006年に発表したスタジオ・アルバム。
『オールド・ニュー・バラッズ・ブルース』 | ||||
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ゲイリー・ムーア の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ブルースロック、ハードロック | |||
時間 | ||||
レーベル | イーグル・レコード | |||
プロデュース | ゲイリー・ムーア、イアン・テイラー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ゲイリー・ムーア アルバム 年表 | ||||
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解説
編集1995年よりジェスロ・タルのベーシストとして活動してきたジョナサン・ノイスが、レコーディングに参加した[6]。「ミッドナイト・ブルース(2006)」および「オール・ユア・ラヴ(2006)」は、1990年のアルバム『スティル・ゴット・ザ・ブルーズ』収録曲の再録音である[1]。「ダン・サムバディ・ロング」はエルモア・ジェームスの曲だが、ムーアはオールマン・ブラザーズ・バンドによるカヴァーを元に取り上げており、オーティス・ラッシュのカヴァー「ユー・ノウ・マイ・ラヴ」(作詞・作曲はウィリー・ディクスン)は、前作『パワー・オブ・ザ・ブルーズ』(2004年)でも収録曲の候補に挙がっていた[7]。
Steve Leggettはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「驚くべきことに、特に優れているのはムーア自身によるオリジナル曲で、"Gonna Rain Today"や"No Reason to Cry"では、ボーカリストとしてもギタリストとしても、力強さと雰囲気を兼ね備えたパフォーマンスを提供している」と評している[2]。
収録曲
編集特記なき楽曲はゲイリー・ムーア作。8.はインストゥルメンタル[8]。
- ダン・サムバディ・ロング - "Done Somebody Wrong" (Elmore James) – 3:06
- ユー・ノウ・マイ・ラヴ - "You Know My Love" (Willie Dixon) – 7:17
- ミッドナイト・ブルース(2006) - "Midnight Blues (2006)" – 5:45
- エイント・ノーバディ - "Ain't Nobody" – 4:51
- ゴナ・レイン・トゥデイ - "Gonna Rain Today" – 4:40
- オール・ユア・ラヴ(2006) - "All Your Love (2006)" (Otis Rush) – 4:29
- フレッシュ・アンド・ブラッド - "Flesh & Blood" – 4:52
- カット・イット・アウト - "Cut It Out" – 5:35
- ノー・リーズン・トゥ・クライ - "No Reason to Cry" – 9:01
- アイル・プレイ・ザ・ブルース・フォー・ユー - "I'll Play the Blues for You" (Jerry Beech) – 6:03
参加ミュージシャン
編集アディショナル・ミュージシャン
脚注
編集- ^ a b c “ゲイリー・ムーア、再録入りの新作発表! フィル追悼DVDも”. CDJournal. 音楽出版社. 2024年1月28日閲覧。
- ^ a b c Leggett, Steve. “Gary Moore - Old, New, Ballads, Blues Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2024年1月28日閲覧。
- ^ “ゲイリー・ムーア/オールド・ニュー・バラッズ・ブルース”. CDJournal. 音楽出版社. 2024年1月28日閲覧。
- ^ Offizielle Deutsche Charts
- ^ lescharts.com - Gary Moore - Old New Ballads Blues
- ^ “Jonathan Noyce”. Jethro Tull Official Website. 2024年1月28日閲覧。
- ^ 日本盤CD (VICP-63480)ライナーノーツ(山崎智之、2006年5月)
- ^ CD英文ブックレット
外部リンク
編集- オールド・ニュー・バラッズ・ブルース - Discogs (発売一覧)