オミナエシハマグリ
オミナエシハマグリ(女郎花蛤、Pitar pellucidus)は、 マルスダレガイ科、ユウカゲハマグリ属 Pitarに属する二枚貝。 他のユウカゲハマグリ属の種と同様に前後に非対称で、殻の厚さはハマグリよりも薄くバカガイよりは厚い。殻頂は前方寄りで、套湾入は丸みがあり、深くはない。腹縁は刻まれない。本種は殻外面に橙褐色の模様があってムラクモハマグリ Pitar affinis (Pitar variegatus) と似るが、殻の外面は平滑で成長脈はムラクモハマグリよりも弱い。殻の膨らみも、ムラクモハマグリよりやや弱い[1][2]。殻の模様には変化があり、左右の殻で異なる。熱帯太平洋からインド洋に分布する[3]。
オミナエシハマグリ | ||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Pitar pellucidus (Lamarck, 1818) | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
オミナエシハマグリ(女郎花蛤) |
脚注
編集- ^ “オミナエシハマグリ”. 群馬県立自然史博物館. 2020年7月25日閲覧。
- ^ 世界文化生物大図鑑『貝類』松隈明彦 p.329 ムラクモハマグリ. 世界文化社. (2004/6/15)
- ^ “Pitar pellucidus”. SealifeBase. 2020年8月1日閲覧。