オシンニキ市電
オシンニキ市電(ロシア語: Осинниковский трамвай)は、ロシア連邦(旧:ソビエト連邦)の都市・オシンニキ市内を走る路面電車である[1][2]。
オシンニキ市電 | |||
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オシンニキ市電の車両(2011年撮影) | |||
基本情報 | |||
国 | ロシア連邦 | ||
所在地 | オシンニキ | ||
種類 | 路面電車 | ||
路線網 | 3系統[1] | ||
開業 | 1960年10月28日[1] | ||
路線諸元 | |||
路線距離 | 16.9 km[1][2] | ||
軌間 | 1,524 mm | ||
電化区間 | 全区間 | ||
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概要
編集ケメロヴォ州に属するロシア中部の都市・オシンニキの路面電車路線。1957年に建設が始まり、1960年10月28日に開通した。2019年現在は本線(複線)と支線(単線)の計16.9 kmの路線網を有しており、ユズナヤ電停(Южная)を起点にロシア鉄道と接続する駅前電停へ向かう第3系統とRMZ電停(РМЗ)へ向かう第4系統に加えて、駅前電停とRMZ電停を結ぶ第1系統の計3系統が設定されている。通常時の運転間隔は15分、ラッシュ時には12 - 13分で、5時30分 - 6時に始発列車が出発し、22時代に最終列車が終着駅に到着するダイヤが組まれている[1][2]。
2019年5月時点で合計14両の電車が在籍しており、形式の内訳は以下の通りである。通常運転には最大5両が使用されている。このうちRVZ-6はソビエト連邦時代に各地の都市へ向けて大量生産された形式で、オシンニキ市電はRVZ-6が営業運転に使用され続けている希少な路線となっている[1]。
一方、同年以降は超低床電車導入に伴い余剰となったモスクワ市電のKTM-19(71-619A)の譲渡が行われ、老朽化した在籍車両の置き換えが実施される事になっている[1]。