オサッペヌプリは、北海道川上郡弟子屈町網走郡津別町の2町にまたがる標高860mの山である。

オサッペヌプリ
摩周湖第三展望台よりオサッペヌプリ(中央)
手前はオプタテシケヌプリ
標高 860 m
所在地 日本の旗 日本 北海道
川上郡弟子屈町
網走郡津別町
位置 北緯43度33分00秒 東経144度14分00秒 / 北緯43.55000度 東経144.23333度 / 43.55000; 144.23333 (オサッペヌプリ)座標: 北緯43度33分00秒 東経144度14分00秒 / 北緯43.55000度 東経144.23333度 / 43.55000; 144.23333 (オサッペヌプリ)
山系 屈斜路湖外輪山
オサッペヌプリの位置(北海道内)
オサッペヌプリ
オサッペヌプリ (北海道)
オサッペヌプリの位置(日本内)
オサッペヌプリ
オサッペヌプリ (日本)
プロジェクト 山
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概要

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屈斜路湖を囲む屈斜路カルデラの外輪山で、平たい山頂が特徴であるが周囲には阿寒の山々やコトニヌプリなど際立つ山に囲まれているためあまり目立つ山ではない。

山名は尾札部川の山を意味する「オサッペ・ヌプリ」から来ており、川名はアイヌ語の「オ・サツ・ペ(川尻・乾く・水)」が由来で、尾札部川は伏流する河川であることから「川尻・乾く」ということがついたという[1][2]。しかし尾札部川の源流はオサッペヌプリではなくサマッケヌプリから来ている。

登山

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登山道はないため残雪期にコトニヌプリ・サマッケヌプリと併せて登られることが多い。弟子屈町側は急斜面が多いため主に津別町側から登られる。

脚注

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  1. ^ 『弟子屈町史』弟子屈町史編さん委員会、1981年。 
  2. ^ Bojan, 投稿者. “北海道のアイヌ語地名 (74) 「屈斜路・和琴・尾札部川」”. 2025年1月9日閲覧。