オキサボロン
オキサボロン(英: Oxabolone)は、アナボリックステロイドの一種。シピオン酸エステルのプロドラッグであるシピオン酸オキサボロン (Oxabolone cipionate) として使用される。世界アンチ・ドーピング機関は本物質を禁止薬物リストに掲載しているため[1]、ほとんどのメジャースポーツでは使用することが出来ない。
オキサボロン | |
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(8R,9S,10R,13S,14S,17S)-4,17-dihydroxy-13-methyl-2,6,7,8,9,10,11,12,14,15,16,17-dodecahydro-1H-cyclopenta[a]phenanthren-3-one | |
別称 4-Hydroxy-19-nortestosterone; (17β)-4,17-Dihydroxyestr-4-en-3-one; 19-Norandrost-4-ene-4,17β-diol-3-one | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 4721-69-1 |
ChemSpider | 16736429 |
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特性 | |
化学式 | C18H26O3 |
モル質量 | 290.4 g mol−1 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
脚注
編集- ^ “The World Anti-Doping Code: The 2012 Prohibited List” (PDF). 世界アンチ・ドーピング機関(英文). 2012年7月17日閲覧。