オガタマノキ属
オガタマノキ属(学名:Michelia )は、モクレン科の属のひとつ。属名はフィレンツェの植物学者ピエール・アントニオ・ミケーリ(Pier Antonio Micheli)の名前にちなんで名付けられた[2]。和名のオガタマは招魂(おきたま)から転化したとする説がある。
オガタマノキ属 | |||||||||||||||||||||
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分類(APG III) | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Michelia L. | |||||||||||||||||||||
タイプ種 | |||||||||||||||||||||
Michelia champaca L. [1] | |||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||
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種 | |||||||||||||||||||||
本文参照 |
概要
編集特徴
編集45種の落葉性か常緑性の、低木または直立性の高木からなる。樹冠は円形に枝を広げ、葉は皮質で互生、または螺旋状につく。春か夏に芳香のある花が腋生する。
分布
編集インド、スリランカなどの熱帯アジアや、ヒマラヤから中国、アジアの南東地域にかけての広葉樹林に自生する。日本にはオガタマノキ(Michelia Compressa)一種が自生する。
利用
編集多くの種でモクレンに似た花が咲くため、そのために栽培されることが多い。半耐寒性か非耐寒性のため、降霜のある地域では温室で育てられる。それ以外の地域では花壇や森林の中で植栽される。 日本ではオガタマノキ(Michelia compressa)が神社の境内に植栽されている。また、榊の代わりとして神事で用いられる。
主な種
編集脚注
編集- ^ Michelia L. Tropicos
- ^ 山田晴美『園芸植物学名事典』小学館、1975年10月、208頁。
参考文献
編集- 英国王立園芸協会『A-Z園芸植物百科事典』誠文堂新光社、2003年6月。ISBN 978-4416403006。
- 塚本洋太郎『園芸植物大事典』小学館、1994年3月。ISBN 978-4093051118。