オオカラモズ(大唐百舌、学名:Lanius sphenocercus)は、スズメ目モズ科モズ属に分類される鳥類である。

オオカラモズ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: モズ科 Laniidae
: モズ属 Lanius
: オオカラモズ
L. sphenocercus
学名
Lanius sphenocercus
(Cabanis, 1873)
和名
オオカラモズ
英名
Chinese Grey Shrike

分布

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中国北部から中部、朝鮮半島北部で繁殖し、冬は中国南部で越冬する。

日本では冬鳥または旅鳥として渡来するが、数は非常に少ない。

形態

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全長約31cm。雌雄同色である。頭上から背中、腰は灰色で、尾は黒く長い。翼は黒く、初列風切の基部と次列風切の基部は白い。飛翔時には白い部分がよく目立つ。眉斑は白く通眼線は黒い。

生態

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広い農耕地草原、草木のある干拓地等に生息する。繁殖期以外は、単独で生活するものが多い。電線や枯れ枝、杭等にとまったり、低空飛行をして獲物を探す。

食性は動物食で主にネズミ等の小型哺乳類を捕食する。また昆虫類や小型の鳥類も捕食する。

鳴き声は、「キィ キィ キィ」。

関連項目

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