オウチュウ(烏秋、学名Dicrurus macrocercus)は、鳥綱スズメ目オウチュウ科に分類される1種。

オウチュウ
オウチュウ
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: オウチュウ科 Dicruridae
: オウチュウ属 Dicrurus
: オウチュウ D. macrocercus
学名
Dicrurus macrocercus Vieillot1817
和名
オウチュウ
英名
Black Drongo

この名称は、台湾語のoo-tshiuが由来である。

形態

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全長約28cm。成鳥は全身が青みがかった黒色で、羽には光沢がある。尾は長く、先端が逆Y字に割れており、野外で本種を識別する際の特徴となっている。嘴と足も黒い。

亜種

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以下の亜種がある[1]

分布

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中国東部から台湾東南アジアインドに分布する。中国に生息する個体は、冬期には南方へ渡る。

日本では数少ない旅鳥として、主に春に記録される。日本海の島部や南西諸島では比較的よく観察される。

生態

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開けた森や田畑、市街地に生息する。浅く波を描くようにふわふわと飛びながら、昆虫類を捕食する。「ジーッ」、「ジェー」など、やや濁った声で鳴く。

関連項目

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出典

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  1. ^ Gill, Frank; Donsker, David, eds. (2014), “Vireos, crows, and allies”, IOC World Bird Names, version 4.4