エロイーズ・ロウズEloise Laws1943年11月6日 - )は、テキサス州ヒューストン出身のアメリカ人歌手で、ロウズ一家のミュージシャン[1][2][3][4]

エロイーズ・ロウズ
Eloise Laws
エロイーズ・ロウズ(1968年)
基本情報
出生名 Lavern Eloise Laws
生誕 (1943-11-06) 1943年11月6日(81歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 テキサス州ヒューストン
ジャンル ジャズR&B
職業 歌手
担当楽器 ボーカル
レーベル インヴィクタスABCキャピトル

略歴

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ラヴァーン・エロイーズ・ロウズは、テキサス州ヒューストンで、ミオラ・ルヴェルタ・ドナヒューとヒューバート・ロウズ・シニアの8人兄弟の4番目として生まれた[5]。ミュージシャン一家に生まれ、兄妹にはフルート奏者のヒューバート、サックス奏者のロニー、ボーカリストのデブラがいる[6][7][8][9]

1970年代、彼女はホーランド=ドジャー=ホーランドのミュージック・マーチャント、後にインヴィクタスというレーベルのためにレコーディングを始めた。彼女の最初のアルバム『エイント・イット・グッド・フィーリング・グッド』は、1977年にインヴィクタスからリリースされた。残念ながら、どちらのレーベルも後に廃業している。ロウズは同年後半にアルバム『エロイーズ』(ABC)を、1980年には『エロイーズ・ロウズ』(Liberty)をリリース。どちらもリンダ・クリードの作詞作曲とプロデュースの才能が光っている。

エロイーズは、兄のロニーによる1980年のアルバム『Every Generation』でバック・シンガーの1人としてクレジットされている。

2年後にキャピトルからリリースされた『オール・イン・タイム』の後、ローズはハーヴィー・メイソン、リー・オスカー、アクエリアン・ドリーム、アーマッド・ジャマルといったアーティストのアルバムや、兄妹のいくつかのアルバムにフィーチャーされた。1990年代後半まで、彼女は別のソロ・アルバムを録音しなかった。その間、彼女は舞台でのキャリアを追求し、トニー賞にノミネートされたミュージカル『It Ain't Nothin' But the Blues』で主演を務め、この作品の共同脚本も手掛けた[10]

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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  • 『エイント・イット・グッド・フィーリング・グッド』 - Ain't It Good Feeling Good (1977年、Invictus)
  • 『エロイーズ』 - Eloise (1977年、ABC)
  • 『エロイーズ・ロウズ』 - Eloise Laws (1980年、Liberty)
  • 『オール・イン・タイム』 - All in Time (1982年、Capitol)
  • The Key (2000年、Scepterstein)
  • Secrets (2003年、Scepterstein)

コンピレーション・アルバム

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  • Love Factory: The Invictus Sessions (1979年、Castle)

脚注

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  1. ^ Phillips, McCandlish (1970年6月17日). “Singer Takes Charm to Rikers Island” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/1970/06/17/archives/singer-takes-charm-to-rikers-island.html 2023年4月5日閲覧。 
  2. ^ (英語) Jet. Johnson Publishing Company. (1971-06-10). https://books.google.com/books?id=ozcDAAAAMBAJ&dq=%22eloise+laws%22&pg=PA66 
  3. ^ (英語) Billboard. Nielsen Business Media, Inc.. (2000-07-15). https://books.google.com/books?id=-g8EAAAAMBAJ&dq=%22eloise+laws%22&pg=PA41 
  4. ^ (英語) Jet. Johnson Publishing Company. (1978-05-18). https://books.google.com/books?id=XEIDAAAAMBAJ&dq=%22eloise+laws%22&pg=PA42 
  5. ^ Texas Birth Index, 1903–1997 [database on-line]”. United States: The Generations Network. 2008年7月20日閲覧。
  6. ^ Romero, Jhair (2023年1月30日). “Stevie Wonder makes surprise performance at funeral of Third Ward matriarch Miola Donahue Laws” (英語). Houston Chronicle. 2023年4月10日閲覧。
  7. ^ aframnews (2023年1月28日). “Stevie Wonder Pays Respect to Miola Laws” (英語). African American News and Issues. 2023年4月10日閲覧。
  8. ^ Miola Donahue Laws 103rd Birthday Car Parade Celebration”. stylemagazine.com. 2023年4月10日閲覧。
  9. ^ Dellinger, Hannah (2022年8月27日). “Legendary Houston ‘Matriarch’ receives congressional honor as part of 103rd birthday celebration” (英語). Houston Chronicle. 2023年4月10日閲覧。
  10. ^ Eloise Laws Biography”. Allmusic. Rovi Corporation. 10 February 2013閲覧。

外部リンク

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