エレマ族
エレマ族(エレマぞく、Elema)は、パプアニューギニアに住む少数民族。
Elema | |
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総人口 | |
40000(1978年) | |
居住地域 | |
パプアニューギニア | |
言語 | |
エレマン諸語 | |
宗教 | |
キリスト教 |
居住地
編集ニューギニア南岸、オロコロ湾沿いの全長1600kmに及ぶ沼沢地帯に住んでいる。「ビッグマン(非世襲制の首長)」のもとに村々に分かれて暮らしている。
歴史
編集エレマ族社会は、1919年に起こった一種の船荷信仰「バイララ狂乱」により大きな打撃を受けた。当時各地の村人は船荷が天から降ってくると信じ、その船荷を引き付けようとしてあちこちに大きな台を造り、その上に捧げ物を置いていた。白人の神を信じれば、自分たちも白人のような品物を持てると信じたためである。
生活
編集宗教
編集ほとんどがキリスト教徒である。
参考文献
編集- 『世界の民族 1』《オーストラリア・ニューギニア・メラネシア》平凡社、1978年。