エル・ビエホ・アルマセン

エル・ビエホ・アルマセンEl Viejo Almacén)は、アルゼンチンブエノスアイレスサンテルモ地区にあるタンゲリア(タンゴ生演奏の店)

概要

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エル・ビエホ・アルマセンの入り口

1969年5月9日に、タンゴ歌手のエドムンド・リベロEdmundo Rivero)とタンゴピアニストのカルロス・ガルシア(Carlos García)によって開業となった。

『古い倉庫』という意味である。建物自体は、1778年に建築され1840年に増築された倉庫が、1900年にレストランのエル・ボルガ(El Volga)となったものの、廃業になったものの、改修工事の末、タンゲリアになったもの。

店主のエドムンド・リベロの歌唱およびカルロス・ガルシア楽団の演奏のほか、、アニバル・トロイロ楽団も一時期専属楽団となる[1]など、有名なタンゴ楽団の生演奏があった。当時新人だったグラシェラ・スサーナも、ステージで歌っていた。タンゲリアとしての知名度は高く、日本のアルゼンチン旅行ガイドにも、掲載されていた。

1986年、店主だったリベロが死去するが、そのあと、アルゼンチン国全体の経済状態の悪化が災いとなり、1993年に一旦閉店となる。

1996年1月、ルイス・ベイガ(Luis Veiga)が、営業再開にこぎつける。現在も、全世界のタンゴ愛好家の注目を浴びる。

脚注

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外部リンク

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公式サイト

関連日本語サイト