エリーネ・エリクセン
エリーネ・エリクセン(1881年2月6日 - 1963年9月24日、出生名:Eline Vilhelmine Møller)は、エドヴァルド・エリクセンの妻(1900年以降)。エドヴァルドが制作したデンマークコペンハーゲンの『人魚姫の像』の体部分のモデルとして知られる。
エリーネ・エリクセン | |
プロフィール | |
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生年月日 | 1881年2月6日 |
没年月日 | 1963年9月24日 |
没年齢 | 82歳(数え83) |
死没地 | コペンハーゲン |
公称サイズ(時期不明) | |
身長 / 体重 | ― cm / ― kg |
活動 | |
ジャンル | 美術 |
モデル内容 | ヌード |
備考 | 人魚姫の像のモデル |
モデル: テンプレート - カテゴリ |
経歴・人物
編集仕立て職人の娘として生まれる。1900年、エドヴァルドと結婚。『人魚姫の像』以前にもThe First Grief や The Suffererなどの夫の作品のモデルをつとめる。
1913年8月23日に完成した『人魚姫の像』であるが、当初予定されていたエレン・プリースが裸体のモデルを拒否したため頭部のみのモデルとなり、首から下はエリーネが引き受けた[1][2]。この時エリーネは三児の母で、『人魚姫の像』を観察すればそのことが見て取てるという[3]。
1963年9月24日、死去。夫と共にコペンハーゲンのヴェストル墓地に埋葬される[4]。
家族・親族
編集妹のインゲボルグ・シーヴァルセンは日本人画家
出典
編集- ^ 田辺悟『ものと人間の文化史 143・人魚』法政大学出版局、2008年、206頁。ISBN 978-4-588-21431-8。
- ^ “The Little Mermaid statue in Copenhagen Harbor of the Hans Christian Andersen fairy tale figure The Little Mermaid - Copenhagen Pictures”. copenhagenpictures.dk. 11 August 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月8日閲覧。
- ^ 長島要一『デンマーク文化読本 日本との文化交流史から読み解く』丸善出版、2019年10月20日、74-75頁。ISBN 978-4-621-30559-1。
- ^ “Edvard Eriksen 1876-1959”. mermaidsculpture.dk. Edvard Eriksens Arvinger I/S. 2019年11月13日閲覧。