エリン・オトゥール
エリン・マイケル・オトゥール(Erin Michael O'Toole、1973年1月22日 - )は、カナダの元政治家。2012年から2023年にかけて、ダーラム選挙区選出のカナダ下院議員を務めた。その間、カナダ保守党党首や退役軍人大臣を歴任した。
エリン・マイケル・オトゥール Erin Michael O'Toole | |
---|---|
2021年 | |
生年月日 | 1973年1月22日(51歳) |
出生地 | カナダ、ケベック州モントリオール |
出身校 | ダルハウジー大学ロースクール (2000年 - 2003年)、 カナダ王立軍事大学 (1991年 - 1995年) |
前職 |
空軍大尉 教師 |
所属政党 | 保守党 |
配偶者 | レベッカ・オトゥール |
子女 | モリー・オトゥール、 ジャック・オトゥール |
公式サイト | [1] |
在任期間 | 2015年1月5日 - 2015年9月4日 |
首相 | スティーブン・ハーパー |
選挙区 | ダーラム選挙区 |
在任期間 | 2012年11月26日 - 2023年8月1日 |
カナダ保守党党首 | |
在任期間 | 2020年8月24日 - 2022年2月2日 |
経歴
編集アイルランド系のオンタリオ州議会議員の父ジョン・オトゥールとイギリスロンドン出身の母モリーのもと5人の子供の長男としてケベック州モントリオールで生まれる。9歳の時に母が死去してからオンタリオ州のポートペリーに家族で転居し小学校時代を過ごした後にボーマンビルに転居。1991年にボーマンビル高校を卒業後、カナダ軍に入隊し、キングストンのカナダ王立軍事大学に入学した。芸術(優等)の学士号と1995年にRMCを卒業し、カナダ空軍で将校となる。
アンドリュー・シーアの辞任を受け、2020年8月24日新たにカナダ保守党党首に就任した。党首として、オトゥールは労働者階級を指向した政策を打ち出したが、2021年の総選挙で敗北。オトゥール自身は再選を果たし、党首に留まる意思を表明したものの、翌年2月2日に党首を解任された。
人物
編集「カナダ第一主義」やカナダ国内における次世代高速通信規格「5G」の普及に関して華為技術を排除することを掲げ、対中強硬派として知られていた[1]。
参照
編集- ^ “カナダ野党党首に対中強硬派 トルドー現政権に逆風も”. 日本経済新聞. 2021年2月12日閲覧。