エリック・ソルヘイム
エリック・ソルヘイム(Erik Solheim、1955年1月18日 - )は、ノルウェーの外交官、元政治家。国際連合環境計画元事務局長[1]。
エリック・ソルヘイム Erik Solheim | |
---|---|
| |
生年月日 | 1955年1月18日(69歳) |
出生地 | ノルウェー、オスロ |
出身校 | オスロ大学 |
前職 | 国際連合環境計画事務局長 |
所属政党 |
緑の党 社会主義左翼党(2019年まで) |
オスロ生まれ。ノルウェー空軍(1974年 - 1975年)を経て1980年に歴史学と政治学の学位を取得し、オスロ大学を卒業後、外務省に勤務。スリランカ内戦ではノルウェー代表団の一員として調停に当たった。この間、1977年から1980年まで社会主義青年団団長、1985年から1987年まで社会主義左翼党書記長を歴任。
1987年に社会主義左翼党党首に就任すると、政界において頭角を現すようになる。1989年の総選挙でストーティング(国会)議員に初当選(ソール・トロンデラーグ県選出)したのを皮切りに、続く1993年、1997年の総選挙でも当選(いずれもオスロ市選出)を果たす。
党内でも右派に属するため何かと論争の的となることが多く、1997年にはクリスティン・ハルヴォルセンに党首を譲る。また、欧州連合に対する姿勢や北大西洋条約機構加盟を巡る発言から、古参党員より少なからぬ批判を受けた。
2016年5月に国際連合環境計画の事務局長に就任。任期中の8割にも及ぶ海外出張で5500万円の多額出費を重ねたため批判がおき、2018年11月に辞任した[2]。
脚注
編集- ^ [1] - 国連広報センター(2016年8月29日)
- ^ 国連環境計画トップ辞任へ=多額の出張費で批判 時事通信社 2018-11-21
関連項目
編集外部リンク
編集
|