エリアス・バルボサ・デ・ソウザ
エリアス・バルボサ・デ・ソウザ(Elierce Barbosa de Souza、1988年3月8日 - )は、ブラジル・ゴイアス州ポッセ出身のプロサッカー選手。ポジションはミッドフィールダー。元建設作業員。アメリカFC所属。
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名前 | ||||||
本名 |
エリアス・バルボサ・デ・ソウザ Elierce Barbosa de Souza | |||||
ラテン文字 | SOUZA | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | ブラジル | |||||
生年月日 | 1988年3月8日(36歳) | |||||
出身地 | ポッセ | |||||
身長 | 183cm | |||||
体重 | 75kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | アメリカFC | |||||
ポジション | MF | |||||
利き足 | 右足 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2007 | セイランジア | |||||
2007 | ブラジリア | |||||
2008 | ドン・ペドロ | 49 | (3) | |||
2008-2009 | パルメイラスB | |||||
2009-2013 | パルメイラス | 31 | (0) | |||
2010 | → ポンチ・プレッタ (loan) | 28 | (4) | |||
2011 | → サンカエターノ (loan) | 33 | (5) | |||
2012 | → ナウチコ (loan) | 35 | (7) | |||
2013 | → クルゼイロ (loan) | 13 | (2) | |||
2014-2016 | クルゼイロ | 5 | (1) | |||
2014 | → サントス (loan) | 18 | (0) | |||
2015 | → バイーア (loan) | 27 | (3) | |||
2016 | → セレッソ大阪 (loan) | 39 | (8) | |||
2017-2019 | セレッソ大阪 | 74 | (11) | |||
2020-2022 | アル・イテファク | 63 | (6) | |||
2021-2022 | ホール・ファカン | 12 | (2) | |||
2022-2023 | ナウチコ | 17 | (4) | |||
2023 | AAポンチ・プレッタ | 3 | (0) | |||
2024- | アメリカFC | |||||
通算 | 447 | (56) | ||||
1. 国内リーグ戦に限る。2024年1月1日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
経歴
編集地元クラブのセイランジアECでプロキャリアをスタート。ブラジリアFC、ECドン・ペドロ・バンデイランテといったクラブを転々とした。
しかし満足に食事がとれないほど生活は苦しく、一度サッカー選手をやめ故郷のポッセで建設作業員として働いた。2008年チームに復帰、そしてカンピオナート・ブラジリエンセでの活躍が認められ、SEパルメイラスに移籍した。
移籍当初はBチームでプレーしていたが、ここでも目立った働きをしたためトップチームへ昇格した。
2016年、クルゼイロECからセレッソ大阪に期限付き移籍[1]。4月3日のジェフユナイテッド千葉戦で移籍後初ゴールを含む2ゴールを決めるなど[2][3]、レギュラーシーズンは39試合に出場し8ゴール、プレーオフでも山口蛍とのダブルボランチで獅子奮闘の活躍を見せ[4]、セレッソ大阪のJ1復帰に貢献すると、同年12月30日、クルゼイロECから移籍金100万ドルで完全移籍加入することが発表された。
2017年、6月4日のアルビレックス新潟戦で決めたゴール[5] はJ1初ゴールとなった。同年、ルヴァンカップ決勝の川崎フロンターレ戦では、ロスタイムにチームの勝利を決定的なものとする2点目のゴールを冷静に決めるなどのプレーで、セレッソ大阪のJリーグ初タイトル制覇に貢献した[6]。2018年1月1日に行われた天皇杯決勝では延長後半に入り、負傷交代したが、セレッソの天皇杯制覇に貢献した。
2018年、前年のカウンターサッカーで後半は守備で耐えるサッカーから、ボール保持を目指す戦術に変わったため出場機会が減った。しかし、出場した試合では持ち前の長距離からのシュートでゴールを複数回記録するなど活躍をみせた。
2019年、監督交代に伴う戦術の変更で出場機会を減らした。しかし、レアンドロ・デサバトの代役で9月のリーグ戦でガンバ大阪との大阪ダービーに出場。久々の出場だったが自身の特徴を存分に発揮して3-1の勝利に貢献。カップ戦ではハーフウェイライン付近からの超ロングシュートを決めるなど、持ち前のシュート力は健在だった。最終節、大分トリニータ戦でプレーしフリーキックでゴールを決めたが[7]、その試合を最後に、2020年1月15日、アル・イテファクへ完全移籍により加入すると発表された[8]。セレッソ大阪ではカップ戦含め公式戦139試合出場27ゴール23アシストを記録した[9]。
2021年、アル・イテファクで主力として活躍、リーグ戦18試合に出場し3ゴール4アシストだった[10]。退団するまでリーグ戦ほぼ全試合で先発出場だった。
2021-2022シーズン、ホール・ファカンに加入。ここでも主力として活躍し、得点面ではリーグ戦12試合出場2得点4アシストだった。
2022-2023シーズン、ナウチコに10年振りに復帰した。
23-24シーズン、リーグ戦17試合出場で4得点。
2024年1月、リーグ1部で最下位に沈むアメリカFCに加入した。
プレースタイル
編集強力なミドルシュートやサイドチェンジが得意な攻撃的ボランチ。また、フリーキックを蹴ることも多く、2019年3月17日の浦和レッドダイヤモンズ戦では、試合前から西川周作がソウザのキックを警戒していたにもかかわらず、直接FKから得点を挙げた。
守備面ではボール奪取を得意としているが、自由に動き回る事を好み、持ち場を離れる癖があるボランチのため、セレッソ大阪在籍時の2019年度はポジショニング的優位を志向するロティーナ監督とうまくいかず、アル・イテファクからオファーを受けて、チームを離れることを決断した[11]。
個人成績
編集国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
ブラジル | リーグ戦 | ブラジル杯 | オープン杯 | 期間通算 | |||||||
2007 | セイランジア | セリエC | - | ||||||||
ブラジリア | DF区選手権 | - | |||||||||
2008 | ドン・ペドロ | - | |||||||||
パルメイラスB | SP州選手権 | - | |||||||||
2009 | - | ||||||||||
パルメイラス | セリエA | 29 | 0 | - | |||||||
2010 | 38 | 2 | 0 | 3 | 0 | - | |||||
ポンチ・プレッタ | セリエB | 28 | 4 | - | |||||||
2011 | サンカエターノ | 33 | 5 | - | |||||||
2012 | ナウチコ | 5 | セリエA | 35 | 7 | - | |||||
2013 | パルメイラス | SP州選手権 | 10 | 1 | - | ||||||
クルゼイロ | 78 | セリエA | 13 | 2 | 2 | 0 | - | ||||
2014 | 5 | 5 | 1 | - | |||||||
サントス | 35 | 18 | 0 | 1 | 0 | - | |||||
2015 | バイーア | 8 | セリエB | 27 | 3 | 4 | 1 | - | |||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2016 | C大阪 | 6 | J2 | 39 | 8 | - | 3 | 2 | 42 | 10 | |
2017 | J1 | 33 | 4 | 5 | 1 | 3 | 1 | 41 | 6 | ||
2018 | 11 | 22 | 4 | 2 | 1 | 2 | 0 | 26 | 5 | ||
2019 | 19 | 3 | 3 | 2 | 2 | 1 | 24 | 6 | |||
サウジアラビア | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | |||||||
2020 | イテファク | 80 | プロ | ||||||||
通算 | ブラジル | セリエA | 102 | 10 | |||||||
ブラジル | セリエB | 88 | 12 | ||||||||
ブラジル | セリエC | ||||||||||
ブラジル | DF区選手権 | ||||||||||
ブラジル | SP州選手権 | ||||||||||
日本 | J1 | 74 | 11 | 10 | 4 | 7 | 2 | 91 | 17 | ||
日本 | J2 | 39 | 8 | - | 3 | 2 | 42 | 10 | |||
サウジアラビア | プロ | ||||||||||
総通算 |
その他公式戦
- 2016年
- J1昇格プレーオフ 2試合0得点
国際大会個人成績 | ||||
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年度 | クラブ | 背番号 | 出場 | 得点 |
CONMEBOL | スダメリカーナ杯 | |||
2009 | パルメイラス | 5 | 0 | |
2013 | 7 | 1 | ||
2014 | クルゼイロ | 5 | 3 | 0 |
AFC | ACL | |||
2018 | C大阪 | 11 | 3 | 0 |
通算 | CONMEBOL | 10 | 1 | |
通算 | AFC | 3 | 0 |
タイトル
編集クラブ
編集- カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA:2回 (2013, 2014)
- カンピオナート・ミネイロ:1回 (2014)
- カンピオナート・バイアーノ:1回 (2015)
- Jリーグカップ:1回(2017年)
- 天皇杯:1回(2017年)
- FUJI XEROX SUPER CUP:1回(2018年)
個人
編集- Jリーグ・優秀選手賞:1回(2017年)
脚注
編集- ^ 『ソウザ選手移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)セレッソ大阪、2015年1月14日 。2016年1月14日閲覧。
- ^ “ソウザ”. data.j-league. 2020年4月30日閲覧。
- ^ “2016明治安田生命J2リーグ 第6節”. data.j-league. 2020年4月30日閲覧。
- ^ 3年ぶりJ1復帰の立役者、C大阪MFソウザが完全移籍加入-webgekisaka 2016年12月30日
- ^ “2017明治安田生命J1リーグ 第14節”. data.j-league. 2020年4月30日閲覧。
- ^ 思いもよらぬ開始1分。25回目の決勝、締めくくりは“歓喜の桜”-Jleague
- ^ “2019明治安田生命J1リーグ 第34節”. data.j-league. 2020年4月30日閲覧。
- ^ 『ソウザ選手 アルイテファク(サウジアラビア)へ完全移籍のお知らせ』(プレスリリース)セレッソ大阪、2020年1月15日 。2020年1月16日閲覧。
- ^ “元C大阪のMFソウザがサウジアラビアクラブに別れ「このチームに別れを告げる」”. 超WORLDサッカー. 2022年1月27日閲覧。
- ^ “元C大阪のMFソウザがサウジアラビアクラブに別れ「このチームに別れを告げる」”. 超WORLDサッカー. 2022年1月27日閲覧。
- ^ “元C大阪助っ人、Jリーグで体重“7キロ”減の理由告白 「日本ではそうする必要があった」”. 2022年7月1日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- エリアス・バルボサ・デ・ソウザ - Soccerway.com
- エリアス・バルボサ・デ・ソウザ - FootballDatabase.eu
- エリアス・バルボサ・デ・ソウザ - WorldFootball.net
- エリアス・バルボサ・デ・ソウザ - Transfermarkt.comによる選手データ
- エリアス・バルボサ・デ・ソウザ - J.League Data Siteによる選手データ
- エリアス・バルボサ・デ・ソウザ - playmakerstats.com
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- ソウザ - サンバフット