エマ・ド・パリ
エマ・ド・パリ(フランス語:Emma de Paris, 943年 - 968年3月19日)は、ノルマンディー公リシャール1世の妃。パリ伯ユーグ大公とハトヴィヒ・フォン・ザクセンの娘で、フランス王ユーグ・カペーの妹。
エマ・ド・パリ Emma de Paris | |
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出生 |
943年 |
死去 |
968年3月19日 |
配偶者 | ノルマンディー公リシャール1世 |
家名 | ロベール家 |
父親 | ユーグ大公 |
母親 | ハトヴィヒ・フォン・ザクセン |
生涯
編集エマは幼少期に、フランス王家に対抗するため、ノルマンディー公家とロベール家の同盟の一環としてリシャール1世と婚約した。この結婚は960年に行われた。特に987年にエマの弟が国王になって以降は、この結婚はノルマンディーに有益な立場を与えた[1]。エマはエマ・ド・ノルマンディーの母親とされることもあるが、これは年代的に不可能である。エマは子供を残さずに死去した[1]。