エプーリス
歯学分野
編集欧米諸国ではエプーリスは、先天性エプーリスをさすが、日本では肉芽組織性のものなど一般的に用いられる。原因としては、歯列不正や不適合補綴物による持続的な局所刺激が多い。線維性エプーリス、巨細胞性エプーリスの二つに大きく分類でき、日本では前者、欧米では後者の頻度が高い。
獣医学分野
編集線維腫性エプーリス、骨化性エプーリス、棘細胞性エプーリスに分類される。犬の口腔内腫瘍の30%を占めるが、他の動物種での発生は比較的稀である。
関連項目
編集参考文献
編集- 『明解獣医学辞典』 獣医学大辞典編集委員会編集 チクサン出版 1991年 ISBN 4885006104
- 『WHO歯原性腫瘍の組織学的分類』 I.R.H. Kramer、M. Shear、J.J. Pindborg、日本口腔病理学会1999年など