エバリスト・カルバリョ
エバリスト・ド・エスピリト・サント・カルバリョ（ポルトガル語: Evaristo do Espírito Santo Carvalho、1941年10月22日 - 2022年5月28日）は、サントメ・プリンシペの政治家。元大統領（第5代、2016年 - 2021年）、元首相（1994年[1]、2001年 - 2002年[2]）。独立民主行動 (ADI) 所属。
| エバリスト・カルバリョ | |
|---|---|
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 第5代 サントメ・プリンシペ民主共和国大統領 | |
| 任期 2016年9月3日 – 2021年10月2日 | |
| 首相 | パトリセ・トロボアダ |
| 前任者 | マヌエル・ピント・ダ・コスタ |
| 後任者 | カルロス・ビーラ・ノヴァ |
| 第5・11代 サントメ・プリンシペ民主共和国首相 | |
| 任期 2001年9月26日 – 2002年3月28日 | |
| 大統領 | フラディケ・デ・メネゼス |
| 前任者 | ギリェルメ・ポッセル・ダ・コスタ |
| 後任者 | ガブリエル・コスタ |
| 任期 1994年7月7日 – 1994年10月25日 | |
| 大統領 | ミゲル・トロボアダ |
| 前任者 | ノルベルト・コスタ・アレグレ |
| 後任者 | カルロス・グラサ |
| 個人情報 | |
| 生誕 | エバリスト・ド・エスピリト・サント・カルバリョ 1941年10月22日  ポルトガル領サントメ・プリンシペ |
| 死没 | 2022年5月28日（80歳没） ポルトガル、リスボン |
| 政党 | 独立民主行動 |
経歴
編集国会議長在任中の2011年、大統領選挙に立候補した[3]。当時のパトリセ・トロボアダ首相の支持を受けたが[4]、第1回投票ではマヌエル・ピント・ダ・コスタ候補に次ぐ2位（得票率21.8%）に終わり、決選投票では52.9%を得票したコスタ候補に敗れた[3]。その後、独立民主行動の副代表に就任した[5]。
2016年7月の大統領選挙では最多の票を獲得したが、得票率49.8%で過半数にわずかに届かなかったため、数週間後に決選投票が行われることとなった。しかし、現職のコスタが不正投票が行われたと主張して選挙戦から撤退したため、事実上カルバリョの当選が決まった[6]。就任式は9月3日に行われた。選挙プロセスは国際社会から好意的に評価され、アメリカ合衆国国務省は「今回の選挙は、民主主義の価値観に対するサントメ・プリンシペの長年の献身のもうひとつのあらわれである。その賞賛すべき行いを通じて、サントメ・プリンシペの人々は他国にとっての民主主義の道しるべとしての役割を果たし続けるであろう」とのプレスリリースを公表した[7]。
後任の大統領を決定する選挙の決選投票は2021年8月8日に執行される予定であったが、初回の投票結果を巡る混乱から延期に延期を重ね9月5日となったため、カルバリョの任期満了日である9月3日に間に合わない事態となった。このため、10月2日にカルロス・ビーラ・ノヴァが後任に就任するまで大統領にとどまった[8]。晩年は闘病生活を続け、2022年5月28日にポルトガルのリスボンにある病院にて80歳で死去した[9]。
脚注
編集- ^ Nigerian politician charged with treason, Washington Times (July 7, 1994) ("President Miguel Trovoada had appointed Evaristo Carvalho prime minister earlier Monday giving him 48 hours to form a government")
- ^ East, Roger; Thomas, Richard (2003-01-01) (英語). Profiles of People in Power: The World's Government Leaders. Psychology Press. ISBN 9781857431261
- ^ a b Lansford, Tom, ed (2015). Political Handbook of 2015. Los Angeles: CQ Press. ISBN 978-148337-158-0
- ^ Britannica Book of the Year 2012. Chicago: Encyclopaedia Britannica, Inc.. (2012). ISBN 978-1-61535-618-8
- ^ Peyton, Nellie (8 August 2016). “Sao Tome's ex-prime minister elected president in one-man race”. Reuters 26 November 2016閲覧。
- ^ "Sao Tome and Principe president boycotts own run-off vote", BBC News, 8 August 2016.
- ^ “Congratulations to Sao Tome and Principe's New President Evaristo Carvalho”. U.S. Department of State (3 September 2016). 26 November 2016閲覧。
- ^ “STP: Evaristo Carvalho diz que mantém-se na Presidência até posse de sucessor”. ボイス・オブ・アメリカ. (2021年9月1日) 2021年9月2日閲覧。
- ^ “Former Sao Tome president Carvalho dies in Lisbon” (英語). www.thesundaily.my. 2022年5月29日閲覧。
| 公職 | ||
|---|---|---|
| 先代 ノルベルト・コスタ・アレグレ |
サントメ・プリンシペ民主共和国首相 第5代：1994年 |
次代 カルロス・グラサ |
| 先代 ギリェルメ・ポッセル・ダ・コスタ |
サントメ・プリンシペ民主共和国首相 第11代：2001年 - 2002年 |
次代 ガブリエル・コスタ |
| 先代 マヌエル・ピント・ダ・コスタ |
サントメ・プリンシペ民主共和国大統領 第5代：2016年 - 2021年 |
次代 カルロス・ビラ・ノヴァ |
 | この項目は、政治家に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:政治学/PJ政治）。 |
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