エゾヒメゲンゴロウRhantus yessoensis)は、コウチュウ目ゲンゴロウ科に分類される昆虫の一種。

エゾヒメゲンゴロウ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: コウチュウ目(鞘翅目)
Coleoptera
亜目 : オサムシ亜目
Adephaga
上科 : オサムシ上科 Caraboidea
: ゲンゴロウ科 Dytiscidae
亜科 : ヒメゲンゴロウ亜科 Colymbetinae
: ヒメゲンゴロウ属 Rhantus
: エゾヒメゲンゴロウ
R. yessoensis
学名
Rhantus yessoensis
Sharp, 1891
和名
エゾヒメゲンゴロウ

分布

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日本(北海道本州九州)、中国に分布する。

特徴

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体長13-14mm。体は卵形で光沢が鈍く、頭部や前胸背が黄赤褐色となる。ヒメゲンゴロウオオヒメゲンゴロウキタヒメゲンゴロウといった同属の近縁種とは異なり、前胸背の中央にある紋は円形となる点が特徴である。

森林内の小規模な水域に生息する。

参考文献

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  • 森正人・北山昭『改訂版 図説日本のゲンゴロウ 第2刷』文一総合出版、2007年6月15日。ISBN 978-4-8299-2159-3