エスペランサSC
日本のサッカークラブ
エスペランサSC (エスペランサ エスシー、ESPERANZA Sports Club、エスペランサ・スポーツクラブ) は、神奈川県横浜市を本拠地とする社会人のサッカークラブである。Jリーグ加盟を目指すクラブの一つである[1]。
エスペランサSC | |
---|---|
原語表記 | エスペランサ・スポーツクラブ |
呼称 | エスペランサSC |
愛称 | エスペランサ |
クラブカラー |
青 黄 |
創設年 | 2003年 |
所属リーグ | 関東サッカーリーグ |
所属ディビジョン | 2部 |
ホームタウン | 神奈川県横浜市 |
ホームスタジアム |
神奈川県立保土ケ谷公園サッカー場 神奈川県立スポーツセンター陸上競技場 神奈川県サッカー協会フットボールセンター |
収容人数 |
584(保土ケ谷) 5,200(神奈川陸) |
運営法人 | 特定非営利活動法人エスペランサ・スポーツクラブ |
代表者 | オルテガ・ホルヘ・グスタボ |
監督 | オルテガ・ホルヘ・グスタボ |
公式サイト | 公式サイト |
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
国籍 | 日本 |
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格付 | 特定非営利活動法人 |
コード | 3020005004578 |
法人番号 | 3020005004578 |
専門分野 | 学術・文化・芸術・スポーツ、子どもの健全育成 |
設立日 | 2003年3月31日 |
代表者 | 池田恵賜 |
主な事業 | サッカースクールの運営、サッカーチームの運営 |
郵便番号 | 247-0024 |
事務所 | 神奈川県横浜市栄区野七里一丁目38番6号 |
座標 |
北緯35度20分54.7秒 東経139度34分30.6秒 / 北緯35.348528度 東経139.575167度座標: 北緯35度20分54.7秒 東経139度34分30.6秒 / 北緯35.348528度 東経139.575167度 |
外部リンク | https://esperanza-sc.com/ |
概要
編集2003年に小学生のためのサッカースクールとして創設された[2]。これは、現トップチーム監督のオルテガ・ホルヘ・アルベルトが、日本の青少年の自殺率が高いことに心を痛め、スポーツを通じて日本の子どもたちを助けたいと来日、サッカーを通じて子どもたちに「希望」や「目標」を与えるためであった。クラブ名の「エスペランサ(スペイン語で「希望」という意味)」はこれに由来する[3]。
その後、2005年にジュニアユース、2011年にトップチーム、2012年にユース、2013年にU-15女子をそれぞれ創設した[2]。現在、サッカー部門ではシニアを除くすべての種別が存在し、ダンススクールも運営している[2]。
歴史
編集- 2003年
- 2005年
- 2011年
- 2012年 ユース及びダンススクール創設[2]。
- 2013年 U-15女子創設[2]。
- 2014年 神奈川県社会人サッカーリーグ2部Bブロック優勝。神奈川県リーグ1部昇格。
- 2015年
- 神奈川県リーグ1部準優勝。関東社会人サッカー大会進出。
- 関東社会人サッカー大会準優勝。関東サッカーリーグ2部初昇格。
2016年 - (関東リーグ)
編集- 2016年
- 関東リーグ2部5位。
- 全国社会人サッカー選手権大会初出場。準々決勝敗退。
- 2017年
- 関東リーグ2部6位。全体的に苦戦が続いたものの最終4節で3勝1敗と成績が向上し、最終節での他会場の結果も含めて残留に成功した。
- 公式HPでは「私たちの信じている神への信仰が試された」、「私たちの力ではどうすることもできない他会場の結果さえも神の手の中で最善に導いてくださった」と表現する程の逆転残留だった[4]。
- 2020年 関東リーグ2部2位。関東リーグ1部初昇格。
- 2022年
- 関東リーグ1部10位。前期で2勝、後期で1勝止まりと苦戦が続いた結果、2年で関東リーグ2部へ降格となった。
- 公式HPではサポーターへの感謝と「来年度に向けて切り替え、体制を整え直す」旨が発表された[5]。
- 2023年
成績
編集リーグ戦
編集年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 |
2011 | 神奈川県3部Eブロック | 優勝 | 18 | 7[※ 1] | 6 | 0 | 1 | 30 | 8 | 22 |
2012 | 優勝 | 24 | 9 | 8 | 0 | 1 | 48 | 3 | 45 | |
2013 | 神奈川県2部Aブロック | 6位 | 16 | 11 | 4 | 4 | 3 | 23 | 16 | 7 |
2014 | 神奈川県2部Bブロック | 優勝 | 29 | 11 | 9 | 2 | 0 | 31 | 9 | 26 |
2015 | 神奈川県1部 | 2位 | 24 | 11 | 7 | 3 | 1 | 32 | 14 | 18 |
2016 | 関東2部 | 5位 | 24 | 18 | 6 | 6 | 6 | 43 | 29 | 14 |
2017 | 6位 | 23 | 18 | 6 | 5 | 7 | 33 | 26 | 7 | |
2018 | 6位 | 22 | 18 | 6 | 4 | 8 | 30 | 22 | 8 | |
2019 | 3位 | 35 | 18 | 10 | 5 | 3 | 23 | 10 | 13 | |
2020 | 2位 | 18 | 9[※ 2] | 5 | 3 | 1 | 18 | 14 | 4 | |
2021 | 関東1部 | 6位 | 31 | 22 | 9 | 4 | 9 | 33 | 38 | -5 |
2022 | 10位 | 14[※ 3] | 18 | 3 | 6 | 9 | 13 | 28 | -15 | |
2023 | 関東2部 | 6位 | 20[※ 4] | 18 | 6 | 8 | 9 | 27 | 28 | -1 |
2024 | 位 |
- 注釈
全国社会人サッカー選手権大会
編集→「全国社会人サッカー選手権大会」も参照
- 出場3回
回 | 年月日 | ラウンド | 会場 | 得点 | 対戦相手 |
52 | 2016年10月22日 | 1回戦 | 北条SC球 | 3 - 1 | FC.ISE-SHIMA |
2016年10月23日 | 2回戦 | 北条SC陸 | 2 (延長) 1 | FC EASY02 | |
2016年10月24日 | 準々決勝 | 1 (延長) 3 | ジョイフル本田つくばFC | ||
54 | 2018年10月20日 | 1回戦 | ひたち陸 | 1 - 0 | 宮崎産業経営大学FC |
2018年10月21日 | 2回戦 | 北海浜 | 2 - 4 | 松江シティFC | |
55 | 2019年10月12日 | 1回戦 | 牧之原多 | 2 - 0 | 札幌蹴球団 |
2019年10月13日 | 2回戦 | 0 - 1 | おこしやす京都AC |
タイトル
編集リーグ戦
編集- 神奈川県社会人サッカーリーグ
- 2部Bブロック:1回(2014年)
- 3部Eブロック:2回(2011年、2012年)
所属選手・スタッフ
編集- 2024年
スタッフ
編集役職 | 氏名 | 前職 | 備考 |
総監督 | オルテガ・ホルヘ・アルベルト | エスペランサSC 監督 | 元アルゼンチン代表 |
監督 | オルテガ・ホルヘ・グスタボ | エスペランサSC コーチ | 代表兼任 |
アシスタントコーチ | オルテガ・レオナルド・アグスティン | エスペランサSC 選手 |
選手
編集Pos | No. | 選手名 | 前所属 | 備考 |
GK | 78 | 熊谷翔英 | 鎌倉インターナショナルFC | |
99 | 高橋巧 | MIOびわこ滋賀 | ||
DF | 2 | カタイ・マテウス・フェルナンド | tonan前橋サテライト | |
3 | 谷内達 | 一目千本桜FC feat. S.U.F.T. | ||
13 | 吉田理人 | ザスパ草津チャレンジャーズ | ||
15 | 加藤鴻佑 | 山王FC | ||
27 | 古市翔大 | JAPANサッカーカレッジ | ||
36 | 五味晃寛 | エスペランサSCユース | ||
MF | 7 | 秋元圭太 | JAPANサッカーカレッジ | |
16 | 森田温斗 | 仙台大学 | ||
17 | オルテガ・パブロ・セバスティアン | バルセロ大学 | トレーナー兼任 | |
22 | 長島岬 | 松蔭大学 | ||
25 | 西新太 | 仙台大学 | ||
34 | 堺谷泰喜 | 作新学院大学 | ||
37 | 斎藤連 | 旭高校 | ||
39 | 井上瑛太 | イトゥアーノFC横浜 | ||
47 | 江川真矢 | 東急SレイエスFC | ||
FW | 11 | ホドリゴ・カベッサ | 南葛SC | |
14 | ダ・ルス・シルバ・ジョアン・ヴィクトル | tonan前橋サテライト | ||
21 | 丸山佑 | VERDRERO港北 | ||
30 | オセニ・ガニユ・ボラジ | メリーランド・クイニョン・ビンディンFC | ||
33 | 辻翔太朗 | イトゥアーノFC横浜 | ||
97 | 太田優心 | 日本文理高校 |
下部組織出身者
編集- 古川頌久 エスペランサSCジュニアユース→ブレシア・カルチョユース( )→クルゼイロECユース( )→川崎フロンターレU-18→エスペランサSCユース→ナシオナル・モンテビデオB( )→CAアテナス( )→カターレ富山→エスペランサSC
- オルテガ・レオナルド・アグスティン エスペランサSCジュニアユース→埼玉栄高校→デッツォーラ島根E.C→エスペランサSC→CAアテナス( )→エスペランサSC→ブラウブリッツ秋田→エスペランサSC
- 脇坂泰斗 FC本郷→エスペランサSCジュニアユース→川崎フロンターレU-18→阪南大学サッカー部→川崎フロンターレ
- 脇坂崚平 FC本郷→エスペランサSCジュニアユース→湘南工科大学付属高校→新潟医療福祉大学サッカー部→横浜スポーツ&カルチャークラブ
- ウォー・モハメッド 鴨居SC→エスペランサSCジュニアユース→三浦学苑高校→駒澤大学サッカー部→ブラウブリッツ秋田
ユニフォーム
編集
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クラブカラー
編集- 青、 黄
ユニフォームスポンサー
編集掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出年 | 備考 |
胸 | 三春情報センター | mic House & Life |
2017年 - | 2016年までは袖 |
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鎖骨 | 定山鋼材 | 定山鋼材 | 2022年 - | 右側に掲出 |
背中上部 | LILY | LILY.Co | 2020年 - | |
背中下部 | 大洋商事 | Taiyo | 2017年6月 - | |
袖 | パデコ | PADECO | 2021年5月 - | |
パンツ前面 | なし | - | - | |
パンツ背面 | なし | - | - |
ユニフォームサプライヤーの遍歴
編集歴代ユニフォームスポンサー表記
編集年度 | 箇所 | サプライヤー | |||||||
胸 | 鎖骨右 | 鎖骨左 | 背中上部 | 背中下部 | 袖 | パンツ前面 | パンツ背面 | ||
2015 | - | - | - | - | mic House & Life |
- | - | PUMA | |
2016 | |||||||||
2017 | mic House & Life |
- / EARTH∞ MEDICAL |
- / Taiyo |
- / ACカイロプラクティック |
PUMA / Fútbol | ||||
2018 | EARTH∞ MEDICAL |
Taiyo | ACカイロプラクティック | Fútbol | |||||
2019 | |||||||||
2020 | LILY.Co | - | |||||||
2021 | - / PADECO |
Guaraná Antarctica | |||||||
2022 | 定山鋼材 | - | PADECO | - | |||||
2023 | Esthe Pro Labo for esthetic professional use | ||||||||
2024 | - |
脚注
編集- ^ “エスペランサSC 横浜市栄区から「Jリーグめざす」 初の関東リーグ1部へ | 港南区・栄区”. タウンニュース (2021年1月1日). 2021年1月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “Esperanza”. 特定非営利活動法人エスペランサ・スポーツクラブ. 2023年8月9日閲覧。
- ^ “Esperanza SC”. 特定非営利活動法人エスペランサ・スポーツクラブ. 2023年8月9日閲覧。
- ^ “【試合レポート】エスペランサSC vs 神奈川県教員SC「エスペランサらしさ。God is Alive!」”. エスペランサSC (2017年9月26日). 2024年1月9日閲覧。
- ^ “関東サッカーリーグ1部後期9節を終えて(オルテガ監督コメント)”. エスペランサSC (2022年9月26日). 2024年1月9日閲覧。
- ^ “エスペランサSCセカンドのセレクションを開催いたします。”. エスペランサSC (2023年2月9日). 2023年8月10日閲覧。
- ^ “2023年度(一社)神奈川県サッカー協会第1種社会人3部リーグ登録チーム”. 神奈川県サッカー協会. 2023年8月10日閲覧。