エスグリマ・クリオーラ
エスグリマ・クリオーラ(スペイン語 Esgrima criolla)とは、アルゼンチンやウルグアイ、ブラジルにいたガウチョに伝わったナイフ格闘術。
概要
編集歴史
編集パンパで牧畜を行っていたガウチョにとって、牛から肉や皮を取るためにナイフは元々生活に不可欠な物であり、常に持ち歩いていた。その為ナイフは護身用具としても発達し、独自に進化を遂げてファソンが生まれた。またガウチョは決闘を好み、口論から決闘になる事が日常茶飯事であった。決闘は凄まじいもので、死人が出る事もあったという。
19世紀に入るとその腕前を見込まれてガウチョは各地でカウディーリョ(提督)に率いられてアルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルの独立戦争で戦い、アルゼンチンに攻めてきたイギリス軍やインディオも破った。ガウチョはとても勇敢に戦い、人々の尊敬を集めたという。
関連項目
編集参考文献・外部リンク
編集- (スペイン語)Wikipediaスペイン語版
- (英語)A Short Essay About Gaucho Knives: Facón, Daga, Cuchilla and Puñal
- エスグリマ・クリオーラ YouTubeより。