エスカレーション (河合奈保子の曲)

エスカレーション」(Escalation)は、河合奈保子の13枚目のシングル。1983年6月1日に日本コロムビアから発売された(EPの規格品番はAH-333)。

「エスカレーション」
河合奈保子シングル
初出アルバム『HALF SHADOW
B面 恋のハレーション
リリース
規格 シングルレコード
ジャンル 歌謡曲ポップスロック
時間
レーベル 日本コロムビア
作詞 売野雅勇
作曲 筒美京平
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 3位(オリコン[1][2][3]
  • 1983年度年間25位(オリコン)[4][2][3]
  • 3位(ザ・ベストテン[2]
  • 1983年度年間23位(ザ・ベストテン)[2]
  • 3位(ザ・トップテン
  • 河合奈保子 シングル 年表
    ストロー・タッチの恋
    (1983年)
    エスカレーション
    (1983年)
    UNバランス
    (1983年)
    テンプレートを表示

    概要

    編集

    それまで竹内まりや来生えつこたかお姉弟と、ニューミュージック系アーティストの楽曲提供が続いていたが、本作より作詞に売野雅勇、作曲に筒美京平のコンビが初起用された。

    オリコンでは最高位3位(100位内には16週ランクイン)を記録。34.9万枚のセールスとなった[2]。これは河合のシングルの中で最大のセールスである。

    同曲を音楽番組で歌唱時の河合は、ジャケットの撮影写真時よりも短い、ショートカットの髪型でイメージチェンジを図った。

    同年公開の映画『居酒屋兆治』(高倉健主演)の劇中歌に使われている。

    エピソード

    編集

    この曲が1983年6月27日の『ザ・トップテン』(日本テレビ系)で8位にランクインした際に、河合がコンサートで訪れていた名古屋市のホテルにあるプールから中継出演した。この時は名古屋でダンスの世界大会が行われていたが、その大会へ出場するために同ホテルへ宿泊しプールで泳いでいた西ドイツ(当時)の男性が中継に気付くや否や、曲に乗って突然踊りだした。この男性は、翌週には日本テレビ側から打診され、7月4日の『ザ・トップテン』で河合と共演した。この出来事は、2012年2月27日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』で取り上げられた。

    収録曲

    編集
    1. エスカレーション(3分17秒)
      作詞:売野雅勇
    2. 恋のハレーション(3分14秒)
      作詞:秋元康

    収録アルバム

    編集

    関連項目

    編集

    脚注

    編集

    出典

    編集
    1. ^ 河合奈保子のシングル売上TOP20作品”. ORICON NEWS. oricon ME. 2023年10月12日閲覧。
    2. ^ a b c d e オリコンランキング情報サービス「you大樹」
    3. ^ a b クラブハウス『オリコン No.1 HITS 500 1968〜1985 (上) オリコンチャート1位ヒットソング集』クラブハウス、1998年11月1日。ISBN 490649613X 
    4. ^ 別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.38.

    外部リンク

    編集