エクスプローラー11号
エクスプローラー11号(英: Explorer 11、S15)はアメリカ合衆国の宇宙望遠鏡。世界で初めてガンマ線望遠鏡を搭載していた。1961年4月27日、ジュノー2ロケットによって打ち上げられた。電力供給のトラブルによりミッションは終了。11月17日までデータを地球に送信した。およそ7か月の間、ガンマ線を22回、宇宙線を約2万2千回検出した。
エクスプローラー11号 | |
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打上げ日時 | 1961年4月27日 |
打上げ機 | ジュノーII |
打上げ場所 | ケープ・カナベラル[1] |
任務期間 | 7か月 |
COSPAR ID | 1961-013A |
公式サイト | NASA |
質量 | 37.2 kg[2] |
軌道要素 | |
軌道長半径 | 28.9度[1] |
遠点高度 | 1786 km[1] |
近点高度 | 486 km[1] |
軌道周期 | 108.1分[1] |
搭載機器 | |
主要搭載機器 | ガンマ線望遠鏡 |
装置
編集望遠鏡はチェレンコフ計数管とサンドウィッチシンチレーション検出器を使用した。ガンマ線の分布図を作ることが目的で、銀河核や太陽、ほかの電波雑音源に重点を置いて観測した。エクスプローラー11号によって検出されたガンマ線は、従来考えられていた量より少なかった[3]。