エウロボルグ
エウロボルグ(Euroborg)は、オランダ・フローニンゲンにあるサッカー専用スタジアム。
エウロボルグ Euroborg De Groene Kathedraal(緑の大聖堂) De Groene Hel(緑の地獄) | |
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施設情報 | |
所在地 |
オランダ フローニンゲン Groningen, Netherlands |
位置 | 北緯53度12分22秒 東経6度35分29秒 / 北緯53.20611度 東経6.59139度座標: 北緯53度12分22秒 東経6度35分29秒 / 北緯53.20611度 東経6.59139度 |
開場 | 2006年1月13日 |
所有者 | エウロボルグNV |
運用者 | FCフローニンゲン |
グラウンド | グラスマスター |
ピッチサイズ | 105 x 68 m |
建設費 | 4550万ユーロ |
設計者 | ヴィール・アレツ |
建設者 | ESTE architects |
旧称 | |
NoordLease Stadion | |
使用チーム、大会 | |
FCフローニンゲン(エールディヴィジ) | |
収容人員 | |
22,525人 |
建設計画
編集1990年代後半、地元FCフローニンゲンに新しいスタジアムを提供する形で構想が始まった。それまでFCフローニンゲンが使用していたオーステルパルクは1930年代のものであったため、機能面や環境で当時のヨーロッパ各国のトップスタジアムに遅れをとっていた。建設場所はフローニンゲン市の南でエムス川の畔である。この場所は昔発電所が置かれていた。
建設費用の関係から取り消された案ではあるが、映画館の併設や、駅の接続などがあった。
スタジアム名
編集エウロボルグのボルグはオランダ語で城という意味がある。オランダ語での発音は「エウロボルグ」に近いが、日本「ユーロボルグ」と表記されることもある。
2016年まで当時のメインスポンサーであった「ノールトリーセ」名前をとって「ノールトリーセ・スタディオン」と呼ばれていた。しかし、2018年に日本の企業である日立キャピタル(現・三菱HCキャピタル)のオランダにある子会社Hitachi Capital Mobility Netherlands B.V.がエウロボルグの命名権を購入し、それ以降正式名称はHitachi Capital Mobility Stadionとなった[1]。Hitachi Capital Mobility Netherlands B.V.の社名変更に伴い2021年6月より Hitachi Capital Mobility Stadionの名称は使用されなくなった。
開場とこけら落とし
編集2006年1月13日、クラブのレジェンドであるアリエン・ロッベンも招待して行われたオープニングセレモニーによって正式に開場した。スタジアム最初の公式戦はSCヘーレンフェーンとのリーグ戦であった。この試合でフローニンゲンは2-0で勝利しこけら落としを見事勝利で飾った。また、エウロボルグ最初の公式戦スコアラーとなったのは元ノルウェー代表のエリック・ネフランだった。ネフランは6日前に行われたBVフェーンダムとの練習試合でハットトリックを決めている。
U-21EURO2007
編集2007年、エウロボルグはUEFA U-21欧州選手権2007の会場となった。6月23日にはこの大会の決勝が行われ、U-21セルビア代表に対して4-1で快勝した。
脚注
編集- ^ “日立キャピタル会社情報 - 広告・スポンサー”. 日立キャピタル. 2020年12月6日閲覧。
外部リンク
編集- エウロボルグ - 公式サイト