アルジェリア航空
(エア・アルジェリアから転送)
アルジェリア航空(アルジェリアこうくう、Air Algérie)は、アルジェリアのアルジェを本拠地とする航空会社。 アラブ航空会社機構加盟航空会社の一つ。
| ||||
設立 | 1947年 | |||
---|---|---|---|---|
ハブ空港 | ウアリ・ブーメディアン空港 | |||
マイレージサービス | Air Algerie Plus | |||
会員ラウンジ | Marhaba lounge | |||
保有機材数 | 56機(10機発注中) | |||
就航地 | 57都市 | |||
本拠地 | アルジェリア アルジェ | |||
代表者 | M.T.Benouis | |||
外部リンク | http://www.airalgerie.dz/ |
概要
編集1947年、フランス領だった時期に設立された。エールフランスも出資していたが、アルジェリア独立の翌年にあたる1963年以降、アルジェリア政府が株式を徐々に取得、1974年には政府出資100%となったことで、事実上の国営航空会社となった。かつてはソナトラックとの合弁でタッシリ航空にも出資していた。2007年現在、アフリカでは4位の規模をもつ航空会社となっている。
国内の28都市を結ぶ国内線の他、28カ国39都市に乗り入れているが、アルジェリアの歴史的経緯からフランスをはじめとするヨーロッパ各国や中近東エリアが主となっている。アフリカ各国への乗り入れは隣接国への乗り入れが中心である。
2007年6月15日より同社初の大西洋路線としてカナダ(モントリオール)への路線を開設し、その後中華人民共和国(北京)への乗り入れを開始した。北京への乗り入れは、同社では初のアジアへの路線展開となる。 またアメリカ合衆国(ニューヨーク)への乗り入れも計画している。
2021年9月、フランスとアルジェリアの間で麻薬を輸送していたスチュワードの1人が逮捕された後、国営企業は規則を強化した。
保有機材
編集運航機材
編集2019年9月現在、アルジェリア航空の機材は以下の通りである。
機材 | 運用機数 | 発注機数 | 座席数 | 備考 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
B | PY | Y | Total | ||||
ATR72-500 | 12 | ‐ | ‐ | ‐ | 66 | 66 | |
ATR72-600 | 3 | ‐ | ‐ | ‐ | 68 | 68 | |
エアバスA330-200 | 8 | ‐ | 12 | 40 | 211 | 263 | |
ボーイング737‐600 | 5 | ‐ | 16 | ‐ | 85 | 101 | |
ボーイング737‐700C | 2 | ‐ | 8 | ‐ | 104 | 112 | |
ボーイング737-800 | 24 | 2 | 16 | ‐ | 132 | 148 | |
24 | ‐ | 138 | 162 | ||||
ボーイング787-8 | ‐ | 8 | No Data | ||||
貨物機 | |||||||
ボーイング737‐800BCF | 1 | - | 貨物 | ||||
ロッキードL-100‐30T | 1 | - | 貨物 | ||||
計 | 56 | 10 |
退役済機材
編集他社からのリース機材も含む。他社からのリース機材は、自社カラーへの塗り直しが行われるケースと、リース元の機体塗装を残して使用するケース(航空雑誌などで「ハイブリッド塗装」と呼ばれている)があった。
- ボーイング707
- ボーイング727
- ボーイング737‐200
- ボーイング747:他社からのリース以外に、自社発注も行ったことがあるが、アメリカ製のエンジンの輸出規制に抵触したため、受領できなかった。(なお、当該機材はその後ノースウエスト航空が購入している)
- ボーイング767‐200,200ER,300,300ER
- エアバスA300
- エアバスA310
- ダグラスDC-10
- ロッキード L-1011 トライスター
主な事故
編集→詳細は「アルジェリア航空5017便墜落事故」を参照
脚注
編集参考文献
編集外部リンク
編集- Air Algérie
- Air Algérie (@airalgerieah) - Instagram