気泡緩衝材
(エアパッキンから転送)
歴史
編集アメリカのエアープロダクツ社がプールシート用に製造したのが始まり。
1957年、2人の技術者(アルフレッド・フィールディング、マーク・カヴァネス)が偶然から発明したものである。2人は簡単に清掃できる壁紙を作ろうと考え、紙の上に布地の模様をつけたビニールをかぶせた壁紙を開発しようとしたが、その際に誤ってビニールに気泡ができてしまったことから気泡緩衝材が誕生した。2人はシールド・エア・コーポレーションを1960年に設立しており、「Bubble Wrap」はこの会社の登録商標になっている。
構造
編集2枚のポリエチレンシートから成り、一方のシートを成型した円柱状の突起の中に空気を閉じ込め、その空気圧で緩衝材の機能を実現している。現在は様々なタイプのものがある。
通常、突起部の方を内側にして商品を包むが、メーカーによるとどちらでも可能とのこと。
商標と製造企業
編集メーカーによって「プチプチ」「エアキャップ」「ミナパック」「エアパッキン」「エアクッション」「エアマット」「キャプロン」「エアーバック」等の商標が、一般名称のように使われている。
プチプチの日
編集上述した「プチプチ」の商標権を保有している川上産業が2000年に定めた記念日で、毎年8月8日である。突起を2つ合わせた姿がアラビア数字の8を連想させることや、突起を潰す時の音「パチパチ」と「88」(「パチパチ」と読める)の語呂合わせから定められた。
遊び
編集→詳細は「プチプチつぶし」を参照
メーカー
編集脚注
編集- 注釈
- 出典