ウーゴ・ダ・カルピ
イタリアの版画家
ウーゴ・ダ・カルピ[1](イタリア語: Ugo da Carpi、1480年頃 - 1532年頃)は、イタリアの版画家。
ウーゴ・ダ・カルピ Ugo da Carpi | |
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Ugo da Carpi | |
Antonio Montanariによる肖像画 | |
生誕 |
1480年頃 カルピ |
死没 |
1532年頃 ローマまたはボローニャ |
略歴
編集現在のモデナ県のカルピに生まれた。父親は貴族で大臣を務めたAstolfo da Panicoである。ヴェネツィアで長く過ごし、多色版画の技法「キアロスクーロ」に習熟した。しばしば「キアロスクーロ版画」技法の発明者とされ、自らもそう主張したとされるが、ダ・カルピよりも10年ほど早く、ドイツの画家、ハンス・ブルクマイアーとルーカス・クラナッハがこの技法を用いている。
作品
編集脚注
編集- ^ a b “キアロスクーロ-ルネサンスとバロックの多色木版画” (PDF). 国立西洋美術館ニュース ゼフュロス 24号. 国立西洋美術館 (2005年8月20日). 2018年7月5日閲覧。
参考文献
編集- Odoardo Hillyer Giglioli: Carpi, Ugo da. In: Enciclpedia Italiana 1931 (online bei treccani.it)