ウルリッヒ・シュナウス

ドイツのテクノミュージシャン (1977-)

ウルリッヒ・シュナウス (Ulrich Schnauss1977年 - )は、ドイツキール出身のエレクトロニカ・ミュージシャン。

ウルリッヒ・シュナウス
Ulrich Schnauss
タンジェリン・ドリーム - ドイツ・ハンブルク公演(2018年2月)
基本情報
生誕 1977年(46 - 47歳)
出身地 ドイツの旗 ドイツ キール
ジャンル エレクトロニカ
シューゲイザー
ドリーム・ポップ
アンビエント・テクノ
職業 ミュージシャンソングライター音楽プロデューサーリミキサー
活動期間 1995年 - 現在
共同作業者 タンジェリン・ドリーム
ソルステン・クエーシニンク
Longview
Engineers
ほか
公式サイト www.ulrich-schnauss.com

概要

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2005年

1977年ドイツ北部の都市キールに生まれる。幼い頃から両親の聴くフュージョンジャズのレコードを聴きながら育つ。10代の頃からマイ・ブラッディ・ヴァレンタインスロウダイヴチャプターハウスなどのシューゲイザーや初期のブレイクビーツに興味を持ち、熱心に聴くようになる。1990年代中盤より活動を開始し、より多くの音楽に触れるため1996年ベルリンに拠点を移した。

「View to the Future」や「Ethereal 77」など様々な名義で活動しながら、2001年にアルバム『Far Away Trains Passing By』で本名名義でデビューした。

また過去に「Longview」というバンドでキーボードを担当しており、現在はロンドンに拠点を移し「Engineers」というバンドのメンバーとしての活動も行っている。

ミュージシャンとして作品を発表する傍ら、デペッシュ・モードデス・キャブ・フォー・キューティーアソビ・セクスなど多数のアーティストの楽曲のリミックスも行っている。

2013年来日時のインタビューにて、糖尿病を患ったことを告白した[1]

2014年から2020年までドイツのプログレッシブ・ロックバンド、タンジェリン・ドリームのメンバーを務めた。

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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  • Far Away Trains Passing By (2001年)
  • A Strangely Isolated Place (2003年)
  • Goodbye (2007年)
  • 『ア・ロング・ウェイ・トゥ・フォール』 - A Long Way to Fall (2012年)
  • 『ノー・ファーザー・アヘッド・ザン・トゥデイ』 - No Further Ahead Than Today (2016年)

コラボレーション・アルバム

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  • 『Ulrich Schnauss and Jonas Munk』 - Ulrich Schnauss and Jonas Munk (2011年) ※with Jonas Munk
  • Underrated Silence (2012年) ※with Mark Peters
  • Tomorrow Is Another Day (2013年) ※with Mark Peters
  • Passage (2017年) ※with Jonas Munk
  • Synthwaves (2017年) ※with Thorsten Quaeschning
  • Quicksand Memory EP (2007年)
  • Stars (2008年)

脚注

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  1. ^ 特集:ウルリッヒ・シュナウス Special Interview”. CDJournal.com (21 Ferbruary 2013). 2015年1月3日閲覧。

外部リンク

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