ウルフリョゥスヴァトン
ウルフリョゥスヴァトン (氷語: Úlfljótsvatn、「ウルフリョゥト (人名) の湖」の意[1]) はアイスランドにある湖。
ウルフリョゥスヴァトン Úlfljótsvatn | |
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ウルフリョゥスヴァトン湖岸の教会。湖のはさんだ奥に発電所が見える。(2008年) | |
位置 | 南アイスランド地方 |
座標 | 北緯64度7分12秒 西経21度1分59秒 / 北緯64.12000度 西経21.03306度座標: 北緯64度7分12秒 西経21度1分59秒 / 北緯64.12000度 西経21.03306度 |
主な流入 | ソグ川 |
主な流出 | ソグ川 |
国 | アイスランド |
面積 | 2.45 km² |
水面標高 | 80 m (260 ft) |
概要
編集ウルフリョゥスヴァトンはアイスランド島の南西部、グリムスネース=グラプニンフスフレップル自治体 (Grímsnes- og Grafningshreppur) にある。面積は 2.45 km² で水深は最大で 20 m である。
地理
編集ウルフリョゥスヴァトンはシンクヴァトラヴァトン湖のすぐ南にあり、そこからソグ川を通ってウルフリョゥスヴァトンに流れ込んでいる。ソグ川はウルフリョゥスヴァトンから流れ出てアゥルタヴァトン (Álftavatn) に流れ込んでいる。
開発
編集ウールフリョウツヴァトンの下流には、1937年にリョゥサフォス (Ljósafoss) 発電所の建設に伴いダムが設置され、ウルフリョゥスヴァトンの水位は約 1 m 上昇した。ウルフリョゥスヴァトンから見るとシンクヴァトラヴァトンの標高は 20 m ほど高く、その落差を利用するステイングリムスストズ (Steingrimsstöð) 発電所がある。
またウルフリョゥスヴァトンにはアイスランド・スカウト協会 (Icelandic Boy and Girl Scout Association) の訓練施設などがある。
交通
編集鉄道などはない。湖の東側に国道 36 号線、南西に国道 360 号線がある。
脚注
編集- ^ 浅井、森田「アイスランド地名小辞典」(1980)