ウルバヌス八世の星々
ウルバヌス八世の星々(ウルバヌスはっせいのほしぼし)、ラテン語名:ステラエ・ウルバニ・オクタヴィ(Stellae Urbani Octavi)は、ケルンのカプチン会修道士スキュルレウス・デ・レイタが1643年にみずがめ座γ星の近くで新しく発見したと称していた木星の5つの衛星のことである。名称は時のローマ教皇ウルバヌス8世(在位:1623年8月6日 - 1644年7月29日)にちなむ。
スキュルレウスは、ガリレオ衛星と併せて木星には9つの衛星が回っていると主張した。実在しない。
参考文献
編集- リチャード・ヒンクリー・アレン(Allen, R. H.),(1899) Star-Names and Their Meanings, G. E. Stechert, New York, p.53.