ウトロ漁港
北海道斜里郡斜里町にある漁港
ウトロ漁港(ウトロぎょこう)は、北海道斜里郡斜里町にある漁港。
ウトロ漁港 | |
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第1港区(旧港区)とウトロ温泉(2011年9月) | |
所在地 | |
国 | 日本 |
所在地 | 北海道斜里郡斜里町 |
座標 | 北緯44度04分16秒 東経144度59分18秒 / 北緯44.07111度 東経144.98833度座標: 北緯44度04分16秒 東経144度59分18秒 / 北緯44.07111度 東経144.98833度 |
詳細 | |
管理者 | 北海道[1] |
種類 | 第4種漁港[1] |
漁港番号 | 1149010[1] |
漁業協同組合 |
ウトロ 斜里第一[2] |
統計 | |
統計年度 | 平成25年 |
総陸揚量 | 18,895トン[3] |
陸揚金額 | 81億8,200万円[3] |
概要
編集ウトロ漁港は北海道東部のオホーツク海に面した知床半島に位置しており、「知床国立公園」オホーツク海側の玄関口になっている[3]。2005年(平成17年)には「知床」がユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の「世界自然遺産」に登録されている。定置網を中心とする沿岸漁業が盛んに行われており[3]、サケ・マス漁が全国的にも有名になっている[3]。また、気象や海象の変化が激しい知床海域の緊急避難や北海道の水産基地、災害時の海上輸送基地としての役割を担っている[3]。観光拠点として観光遊覧船やクルーザーの乗船場になっているほか[4]、第2港区(ペレケ地区)の国道334号沿いには「道の駅うとろ・シリエトク」や「知床世界遺産センター」が立地している。ウトロ地区には「オロンコ岩」(知床八景)、「三角岩」、「ゴジラ岩」の奇岩が点在している。
施設
編集- ウトロ地区
- 第1港区
- 第2港区(ペレケ地区)
- 知床岬地区
沿革
編集- 1951年(昭和26年):「宇登呂漁港」として「第4種漁港」指定[3]。
- 1969年(昭和44年):知床岬地区が宇登呂漁港の分区指定[3]。
- 1980年(昭和50年):知床横断道路(知床峠)開通[3]。
- 1991年(平成 3年):宇登呂地区ペレケ湾側開港[3]。
- 1996年(平成 8年):知床観光船「おーろら」就航[3]。
- 2006年(平成18年):「ウトロ漁港」と名称変更[3]。
- 2007年(平成19年):「ウトロ地域マリンビジョン」策定[5]。
- 2016年(平成28年):ペレケ地区新埠頭等供用開始[6]。
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第1港区(旧港区)(2011年9月)
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第1港区(旧港区)(2011年9月)
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新埠頭等整備中のペレケ地区(2011年9月)
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新埠頭等整備中のペレケ地区(2011年9月)
主な水産物
編集脚注
編集参考資料
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 水産庁ホームページ 2021年12月閲覧
- 第4種漁港 ウトロ漁港 - 北海道開発局網走開発建設部