刈谷知立環境組合
(ウォーターパレスから転送)
概要
編集1966年(昭和41年)10月に設立された[1]。現在、家庭から出る可燃ゴミ・粗大ゴミおよび事業系一般廃棄物を焼却・破砕処理するクリーンセンターと、日用品のリサイクル販売を行うリサイクルプラザ、ゴミ焼却の余熱を利用した温水プールなどを運営している。
施設
編集クリーンセンター
編集現在の施設は2009年(平成21年)4月に稼動を開始したもので、1日あたり97トンを処理できる焼却炉が3基(計291トン/日)、焼却灰を溶融スラグ化するための灰溶融炉1基(20トン/日)を備えている[2]。予熱による発電(6,400キロワット)も行っており[2]、全施設の電力をまかなうことが可能[3]。
リサイクルプラザKC
編集クリーンセンター管理棟2階に設置されている。日用品の持ち込み・展示販売を行うリサイクルショップや、粗大ゴミとして回収された家具を補修した再生補修家具などの販売コーナーが置かれている[4]。
ウォーターパレスKC
編集正式名称は余熱ホール。クリーンセンターの焼却余熱を利用した温水プール施設であり、1987年(昭和62年)5月開館[5]。長さ120メートルの流水プールや競泳プールを備え、水泳教室なども開催している[6]。2013年(平成25年)11月から改修が行われ、会議室や大広間、和室などを廃止してフィットネススタジオやトレーニングジムを設置した[5][7]。指定管理者制度を導入した上で、2014年(平成26年)6月1日リニューアルオープン予定。
脚注
編集- ^ “組合の概要”. 刈谷知立環境組合 (2010年8月25日). 2012年4月8日閲覧。
- ^ a b “合同委員視察(愛知・刈谷知立環境組合) 平成23年2月3日(木曜日)”. 武蔵野市 (2011年8月5日). 2012年4月8日閲覧。
- ^ “サーマルリサイクル”. Kids環境ECOワード (2012年3月18日). 2012年4月8日閲覧。
- ^ “刈谷知立環境組合リサイクルプラザ”. 刈谷知立環境組合. 2012年4月8日閲覧。
- ^ a b “余熱ホール利用計画策定報告書”. 刈谷知立環境組合 (2014年1月9日). 2014年5月15日閲覧。
- ^ “ウォーターパレスKC”. 刈谷知立環境組合 (2014年5月1日). 2012年4月8日閲覧。
- ^ “余熱ホール改修図面”. 刈谷知立環境組合 (2014年1月9日). 2014年5月15日閲覧。
外部リンク
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